月刊 自治研 最新刊:2025年3月号

月刊自治研 最新刊:2025年3月号

「観光公害」を乗り越えるために

コロナ禍で激減していた海外からの訪日客数が過去最高を更新した。
SNSが国内外の多くの観光客へのアプローチを可能にしたことで、受入キャパシティを越えた観光地が全国各地に発生している。
国がこれからの産業の重要な柱に観光を据え、観光立国をめざす中、あふれる観光客によって「観光公害」とも呼ばれるまでになったオーバーツーリズム問題をどう乗り越えていけるのかを考えたい。

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【目次】
<特集> 01 / 02 / 03 / 04 / 05

<その他目次>

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特集01:オーバーツーリズムの背景と問題の本質
― 西川 亮(立教大学観光学部准教授)

特集02:座談会:観光都市・京都からオーバーツーリズム対策を考える
― 楳田 博之(京都府本部自治研中央推進委員/京都市東山区役所地域力推進室まちづくり担当)/東 宏美(京都交通労働組合女性部部長/京都市交通局九条営業所バス乗務員)/中川 純(自治労京都市職員労働組合清掃支部長/京都市環境政策局総合環境推進員)/コーディネーター:氷室 佐由里(『月刊自治研』編集長)

特集03:人口の250倍の観光客を受け入れる自治体の取り組み ― 北海道美瑛町
― 成瀬 弘記(美瑛町商工観光交流課 課長補佐兼観光振興係長)

特集04:山岳観光地「上高地」における取り組み経過と今後の対応 ― 松本市
― 小林 吉文(松本市アルプスリゾート整備本部 次長補佐)

特集05:多様な働き方ができる地域をめざすツール「ゆざわマッチボックス」 ― 新潟県湯沢町
― 笛田 利広(湯沢町役場企画産業観光部企画観光課観光商工係長)

その他目次

  • 連載:発掘!地域の希望のタネ:瓶につまった宮古の恵みを、あったかご飯にまるごとかけて〈瓶ドン〉
    ― 岩手県宮古市
  • 連載:用務にお任せ! より良い教育環境を提供するスクールケアチーム(高槻市職員労働組合 現業支部)
    ― 眞下 悠(大阪府本部 高槻市職員労働組合 現業支部執行委員)
  • 焦点:全国に先駆ける東京都のカスハラ条例の要点と課題
    ― 山谷 清秀(大阪経済大学国際共創学部専任講師)
  • 連載:しまね自治研記録:分科会レポート❸
    第7分科会:中山間地域の地域づくり
    ― 山崎 由美子(広島地方自治研センター事務局長)
    開催県本部特別分科会:世界遺産の町で学ぶ歴史と暮らし
    ― 高木 裕介(自治労島根県本部大田市職員連合労働組合副委員長)
    本部特別分科会:地域から考えるカーボンニュートラル
    ― 氷室 佐由里(自治労中央本部)
  • 書評:『NPO支援組織の生成と発展 アリスセンターによる市民活動支援の軌跡』吉田 忠彦 著 有斐閣 2,860円
    ― 菅原 敏夫(本誌編集委員)
  • グラビア:地域を支える人
    東 宏美(京都市交通局九条営業所バス乗務員)


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月刊 自治研 次号予告 
4月号のお知らせ 2025年4月5日発行予定

シビック・プライドと地域づくり
「都市に対する市民の誇り」を意味するシビック・プライド。
まちを「よりよい場所にするために自分自身が関わっている」という当事者意識に基づいた自負心を意味するキーワードとして広まっている。
自分事として地域づくりに参加することを促すコトバのパワーを考えてみたい。
論文 シビック・プライドとは何か─政策化の理論と実践―松下 啓一・元相模女子大学教授
論文 自治体都市政策への満足度とシビック・プライド~富山県小矢部市を事例に―藪谷 祐介・富山大学芸術研究部芸術文化学系
報告 「さがみはらみんなのシビックプライド条例」の取り組み―長島 正浩・相模原市シティプロモーション戦略課主査
報告 「伝えるのは地元愛!?」しらやまスタジオの10年―前田 利隆・越前市職員組合/丹南市民自治研究センター
報告 ひたちなか市のシビック・プライド施策―ひたちなか市企画調整課
報告 上伊那広域連合「郷土愛プロジェクト」―唐沢 直樹・上伊那広域連合事務局長



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