月刊 自治研 最新刊:2024年10月号

月刊自治研 最新刊:2024年10月号

やりがいと成長をうながす職場づくり

若手自治体職員の離職率は高まり続け、この10年で2倍以上になったという調査もある。
民間企業などにも共通した傾向とはいえ、地域に貢献する意欲を持った有能な若者にとって、自治体職場が魅力のないものになっている可能性を考えないわけにはいかない。
現代の若者たち全般の職業観などにも目を配りつつ、自治体職場がやりがいや、若者が望むキャリア形成の機会、そして働くモチベーションを提供するためにはなにが必要なのか。さまざまな角度から考えてみたい。

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【目次】
<特集> 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06

<その他目次>

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特集01:若者は仕事に何を求めているのか
― 堀 有喜衣(独立行政法人 労働政策研究・研修機構統括研究員)

特集02:「やる気」の天井を破る職場づくり
― 太田 肇(同志社大学政策学部教授)

特集03:自治体組織におけるモチベーション・マネジメント―公務への意欲を支え、育んでいくために
― 田井 浩人(北海学園大学法学部講師)

特集04:誰もが成長を実感できる、働きがいのある職場をめざして―藤枝市人財育成センターの取り組み
― 北川 雄一(静岡県藤枝市 総務部人財育成室)

特集05:広島市における「若手職員の育成」および「女性職員が活躍できるための環境づくり」について
― 広島市総務局人事部人事課

特集06:ボードゲーム「公務員ステップ」と自治研活動
― 丹羽野 真也(㈱BeOne 代表取締役)

その他目次

  • 報告:コミュニティ・オーガナイジングワークショップ体験記
    組合活動に必要なコミュニケーションスキル

    ― 北川 啓子(自治労中央本部総合組織局)
    組織の力を最大限引き出すために コミュニティ・オーガナイジングから学ぶリーダーシップの新境地
    ― 堀川 結以(自治労総合企画総務局(報道担当))
  • 連載:発掘!地域の希望のタネ:秋に蒔いた「希望のタネ」が冬に彩りを添える〈さむかわ冬のひまわり〉
    ― 神奈川県寒川町
  • 連載:給食のじかん 鈴鹿の特産品のお茶メニュー〈鈴鹿のお茶うどん〉(鈴鹿市職員労働組合 現業評議会)
  • 焦点:こども性暴力防止法(「日本版DBS」法)をめぐって
    ― 丸山 敦裕(関西学院大学大学院司法研究科教授)
  • 連載:あの時、私の職場では コロナ禍を振り返る6:エッセンシャルワークとしてのごみ収集 災害派遣での経験が予期せぬ事態に生きた
    ― 中川 純(自治労京都市職員労働組合 清掃支部支部長)
  • 連載:地域発! 各県自治研活動レポート101:2024京都自治研集会~“つながり”で創ろう Well-being な地域社会~
    ― 増永 浩子(自治労京都府本部 書記長)
  • 書評:『自治を担う「フォーラム」としての議会―政策実現のための質問・質疑』江藤俊昭 著 イマジン出版 1,980円
    ― 菅原 敏夫(本誌編集委員)
  • グラビア:地域を支える人
    今村 俊洋さん(庄原市企画振興部商工観光課観光振興係主任主事)


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月刊 自治研 次号予告 
11月号のお知らせ 2024年11月5日発行予定

「くじ引き民主主義」という挑戦―ミニ・パブリックスの可能性
政党政治が劣化し、機能不全を起こしている。「政治が自分たちを代表していない」という不信感が高まる中、無作為抽出によって選ばれた市民が、制度や政策のあり方を熟議するミニ・パブリックスの手法が注目を集めている。「くじ引き民主主義」とも呼ばれる意思決定の手法は、代表制民主主義を補完する手段となり得るのか。
論文 ミニ・パブリックスの可能性~正解なき時代の合意形成とは―田村哲樹・名古屋大学法学部教授/日本ミニ・パブリックス研究フォーラム代表
インタビュー 対話から杉並の未来を創る~「杉並区気候区民会議」の展望―岸本聡子・杉並区長
論文 ミニ・パブリックスを実効あるものとするために~主権者教育の取り組み―斉藤雄次・日本文理大学経営経済学部助教
論文 ミニ・パブリックスの成果と到達点~三鷹市まちづくりディスカッションの経験から―一條義治・武蔵野大学法学部教授
論文 葛藤管理と熟議民主主義の実践~韓国の事例から―河東 賢・全北大学行政学科副教授
(執筆者、タイトルなどについて変更になる場合があります)



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