【自主レポート】 |
第33回愛知自治研集会 第11分科会 地域における教育コミュニティづくり |
地域が学校に何を期待しているのか。また、学校は地域に何を助けてもらいたいのか。一方通行のベクトルを、いかにして交じらせ、また繋いでいくかによって、いい学校ができ、またいい学校ができることを通していい地域ができていくのではないでしょうか。そこに学校職員である私たち用務員が関わりを持っていくことが重要になって行くと考えられます。肝心なのは私たち用務員が関わりを持とうとするスタンスでいることです。 |
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1. はじめに 学校というところは教育を行うことを主たる目的にした施設であり、教員は授業を行い児童・生徒は授業を受けることが事業のメインです。 2. 文部科学省の学校支援地域本部事業 文部科学省では、2008年度予算に50億4,000万円を計上し、全国1,800ヶ所(市町村数に相当)に学校支援地域本部のモデルを設置する学校支援地域本部事業を始めました。学校支援地域活性化推進委員会は、その推進組織として設置されたものであり、事業の開始に当たり、そのねらいやしくみ、実施上の留意点等について、まとめ、発表しました。 3. 学校支援地域本部の概要(文部科学省資料より) |
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4. 学校用務員の役割 学校において地域や保護者との窓口になるのは副校長・教頭がほとんどと思われます。 5. 学校用務員参画の可能性 文部科学省の総合政策広報誌「文部科学時報」には連載記事で『学校を支える地域の力』というコーナー(http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/004/1290200.htm)があり、2008年5月から北海道帯広市、栃木県宇都宮市、新潟県見附市教育委員会、東京都北区、岡山県久米郡美咲町教育委員会、大分県別府市、秋田県大館市立扇田小学校、和歌山県紀の川市、愛媛県新居浜市教育委員会、岐阜県山県市学校支援地域本部実行委員会、山形県最上町立最上中学校、山口県下関市教育委員会などが様々な実践例を報告しています。 |
6. これからの地域主権時代と学校用務員のかかわり 私は今年4月に9年間勤務した中学校を異動し、同じ学区内の小学校に異動しました。 |
写真(左)地域の環境保護団体と部活動をつなぐ 写真(右)地域のごみ減量活動に学校の生ごみ処理機を活用 |
市民協働の取り組み報告書(学校用務員部会調査)
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