【自主レポート】 |
第32回北海道自治研集会 第Ⅳ-②分科会 地域で教育を支える~教育行政・生涯学習・スポーツ・文化~ |
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1. はじめに 三条市は新潟県のほぼ中央に位置し、新潟市、長岡市という大きな市に挟まれた市で、産業としては工具、包丁などの金物のまちとして、古くから知られています。2004年5月に栄町、下田村と合併し、人口10万人の市になりました。 2. 給食フェア実施にいたるまでの経緯 それまで、県内のいろいろな市町村で行われている給食フェアに何回も見学だけはしていましたが、いざ自分たちの手で計画し実行するとなると、なかなか重い腰が上がらない状態でした。保育所の民営化が具体化する中で、2006年に保育所給食調理士から声が上がり、同年11月に三条市としての第1回給食フェアを実施することができました。参加者約1,000人と大変盛況で、アンケート結果からも続けてやってほしいという意見を多数いただきました。 3. 学校給食フェアの開催状況 (1) 当日まで |
(2) 開催当日
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(3) アンケート結果の集約について(抜粋)
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4. 終わりに 当日のアンケート結果を見ていただいてわかるように、市民の皆さんは、給食費の金額ではなく、安全で安心な給食を求めています。私たちは、次世代を担う子どもたちの成長を支える食にかかわる者として、常に「安全・安心」のために、日々工夫、努力をしながら愛情をこめて給食を作っています。当日は、単に懐かしい給食の味を試してみたいという気持ちだけで参加された方もいらっしゃいましたが、私たちの日々の努力や考え方を少しでも感じてもらえたように思います。
三条市労連は「さんじょうユニオン」を組織し、社会問題化している低賃金の労働者に対しての取り組みを始めています。 |