【自主レポート】 |
第32回北海道自治研集会 第Ⅳ-②分科会 地域で教育を支える~教育行政・生涯学習・スポーツ・文化~ |
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1. はじめに 現業職場を取り巻く状況は、極めて危機的なものとなっています。行政サービスの民間開放が進められ職員数の激減、職場自体が消滅しようとする事態も生じています。私たちの働く学校職場は現在中央で進められている教育改革の流れの中、いじめや不登校、学級崩壊など様々な問題を抱えながら、不審者侵入対策等安全管理上の問題への取り組みも含め改革が進められています。 2. 概要 岡崎市は用務員を校務員と称している。学校分会は正規校務員と作業班で構成されている。
(1) 活動1. 学校分会ニュース発行 (分会ニュース1号から11号まで添付) (2) 活動2. 活性化委員会の立ち上げ ② 自主学習会 毎月1回程度・1時間 |
<今までの学習会内容> |
③ 上級救命講習会 年2回 1回5人受講 組合員54人中35人講習修了者 AED(自動対外式徐細動器)が学校に設置してあることから、学校で児童生徒たちに万が一おきた事故や地域住民からの救急要請が来た場合に率先して応急手当が出来るように、全員が受講するように活動を進めています。 また、一度受講するだけでなく3年毎に再受講をするように計画しています。 受講することにより「子どもたちは私たちが守る」と言う意識を持つ機会にもなっています。 |
④ 創意工夫提案 |
提案事例1. ごみの分別箱の製作 **工夫した点** 分別箱を一体化し仕切りをつけた。 仕切りの部分に隙間を持たせ予備のごみ袋を収納させた。子どもたちが分りやすいように分別方法を表示した。 分別が正しく行われるようになり、後の作業がスムーズになった。 |
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提案事例2. 塩化カルシウム散布機 |
(3) 活動3. 所管交渉から 交渉により実現した時間内研修 特殊勤務手当についての説明 労働安全衛生についての基礎知識 ② 第2回 2007年8月22日午後1時30分から午後4時30分まで 木工研修(プランターカバー作り) メンタルヘルスについて 福利厚生について ③ 第3回 2007年9月13日午後1時30分から午後4時30分まで 緑化研修(剪定、花壇作り) 動力機械のメンテナンス 講師も資料作りも全て仲間の校務員が務めていることで刺激にもなり、講師を務めた人も自信へ繋がりお互いの相乗効果がでて分会全体としては意識改革になりとても良い結果が出ました。 |
3. 今後の活動として いつ起きてもおかしくないと言われている東海地震や自然災害について学校現場における危機管理対策がなかなか職員全体へ周知されていない現状があります。今まで大きな災害に見舞われたことがない土地柄にも一因するところかもしれません。 4. あとがき 私たちの職場は集中改革プランにより削減ありきの考えのもとに学校数の半分まで正規職員を削減する計画が出されています。この計画を見直して撤回させるためにいろいろ活動をしていますが決して良い結果が出ているわけではありません。それにくじけることなく、『ピンチがチャンス、ありがとう』という言葉通りに前向きに今後もこつこつ地道に子育てと同様に手間隙かけて活動を続けます。学校校務員として職の確立を目指して未来ある子どもたちと共に成長していきたいと思います。 |