【自主レポート】 |
第34回兵庫自治研集会 第1分科会 「新しい公共」と自治体職員の働き方 |
「自治研」とは……地方自治研究の略で労働組合が主体的に地方行政や自治研政策、自らの仕事のあり方について研究し、実践していくこと。 |
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1. 「自治研って何?」 2010年4月、七尾市職員労働組合の自治研部長が自治労石川県本部開催の学習会に参加したところから、私たちの活動が始まりました。 |
また、自治研の目標として、「職場や七尾市に関するフリートークの中から、実際に職場に導入できるもの、市民のためにできることなど、近い将来実現可能な試みをリストアップし、実践する」こととしました。 |
2. 「はじめの一歩」! ワーキング会議をスタートしたのは、6月。職員労働組合でいう年度末まで、すでに半年を切っていました。 |
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3. とにかく動き出そう!!!
七尾市は2004年10月に旧七尾市、田鶴浜町、中島町、能登島町という4つの自治体が市町合併をしたことで市の庁舎が5箇所になり、職員数の増大、職員間のコミュニケーション機会の減少など、職場環境が以前と比べて悪化していることを感じていました。 |
4. 石川県内や全国の自治研メンバーとの出会い 職員レクレーション大会の準備を進める中で、私たちは二つの自治研大会に参加しました。 |
5. 2年目の自治研!「前年からのステップ!」 自治研活動も2年目に入り、今年は「前年以上の成果を!」とメンバーの意気込みはとても大きなものとなっていました。まずは前年の取り組みに加え、何か新しい活動をやろうということをメンバーで決定しました。 |
(1) メンバーの業務内容を知る発表会の開催 |
(2) 「七尾城跡ハイキングウォーキング」の実施 |
(3) 石川県自治研集会の地元開催 |
(4) 第2回職員レクレーション大会の開催 |
6. 3年目の自治研「地域に飛び出そう!」 2012年度は、いよいよ「地域に飛び出そう!」を合言葉に取り組むことにしました。
(1) 「ぴっかぴっかのななおプロジェクト」の実施 |
7. 最後に 私たちの活動は3年目を迎えましたが、まだまだ胸を張って発表できる段階の自治研活動ではありません。しかし、取り組みへの理解は徐々に浸透し、着実に拡がりを見せています。当市職の健康福祉部内で市民目線での行政サービス向上を目指した活動も動き始めたことが一例です。私たちは、自らのやりがい、市民への幸せを提供するためにこれからも以下のことを着実に進めます。 |
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2014年には、北陸新幹線が金沢駅まで延伸します。金沢駅から列車で1時間の距離にある観光都市七尾市へ、これまで以上に多くの皆様にお越しいただけるよう魅力ある街づくりをしなければなりません。私たちは、市職員としてはもちろん、自治研メンバーとしても七尾の魅力づくりに積極的に携わっていきたいと思います。 |