1. はじめに
自治労京都市職員労働組合(以下、自治労京都市職)は、行政に携わる職員がつくる労働組合として、市民の暮らしを守り、市民サービスの向上を求めて、市政改革運動を提起し、市民ニーズに対応した市政運営をめざしています。こうした取り組みの一環として、2011年の9月から10月にかけて、市民の意見を積極的に京都市政に反映していくため、「市民アンケート」を実施しました。この「市民アンケート」は4年前と8年前にも実施しております。
アンケートでは、性別や年齢といった回答者の属性を把握することをはじめ、「京都のまちの魅力」、「市政改革のあり方」、「市政への市民参加」、「京都市が進めてきた施策」などについて質問を行いました。集められた回答を数値化し、4年前の結果と比較を行いながら分析をしています。また、自由記入欄を設け、市民が京都市政に対する意見を自由に記入していただきました。
今回のレポートは、より市民ニーズに直結した京都市政にしていくため、自治労京都市職が提起する政策要望などの基礎となる資料として活用していきたいと考えています。
2. 調査の方法
調査対象:京都市民 回収数:5,070人 調査期間:2011年9月16日~10月15日
調査方法:①調査票を自治労京都市職の組合員が市内各家庭に配布。
②連合加盟の各労働組合に協力を依頼し、京都市在住の組合員に配布。
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