|
座談会の説明をする大橋座長(左)と
三橋座長(右) |
|
(3) 次のステップへ
① 座談会をやってみる
アンケートの集計もようやく軌道に乗り始め、データが出揃った頃、「では次のステップへ」ということになりました。アンケートだけでは足りない、やっぱり生の声も聞いてみようということで、「青年層を中心に、このアンケート結果も使って、座談会をやってみよう」ということになりました。
かくして、各職場からいろいろな職種のメンバーが参加し、座談会がはじまりました。
② 会議ではない、自由な雰囲気で!
あらかじめ趣旨は説明していたものの、参加したメンバーは、組合の「会議」っぽい雰囲気にかなり緊張気味でした。そこで「座長」の出番です。これまでいろいろな場面で検討会議をリードしてきた大橋座長が、この会の趣旨などを説明、三橋座長との絶妙なコンビで和やかなムードを作り、参加者からも徐々に発言がでてきました。
|
座談会の様子。いろいろな職場から参加し、
結婚や子育てについての意見が飛び交った。 |
|
メンバーは既婚・未婚から、まだ3週間という新婚までいろいろな人が集まり、結婚観については「結婚する人はするし、しない人はしない、政策がどうとかではない気がする」「もっと若いときに結婚したほうがよかった」という意見や、女性からは「女性のほうがしっかり考えている、男性はあまり考えていないのでは?」などの指摘もありました。子育て層からは「子どもはほしいが、今の収入を考えるともう一人は難しい、援助などがあれば考えが変わる」「ほとんどの親が子どもには大学にいってほしいと思っている」「周りがみんな塾に通っているので、きつい」などの子育てにかかる経済的な話が出ていました。また、「出会い」という面では、独身女性から、「今回アンケートがあったので職場で話をしたが、(出会いを)待っているだけで自分からは何かしようとしていない」といった話もだされていました。
しかし、やはりいきなり初対面で、結婚や子育てといった話をバシバシできる人は限られており、また座談会を開始したのが業務終了後で、あまり時間を延ばせず、意見が出てきたころに終了となってしまったところは反省点であったと思います。 |