【自主レポート】 |
第34回兵庫自治研集会 第6分科会 地域での子育ち支援 |
八女市職労保育所問題研究会は、公立保育所が直面する問題や子どもたちを取り巻く現状などを議論し、「これからの公立保育所のあり方についての提言書」を行った結果、市の「公立保育所再編計画」にも反映されることになった。 |
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はじめに 福岡県南部の「茶のくに」八女市は2010年2月に1市2町2村と合併し、労働組合も組織統合を行い、現組合員総数574人の八女市職員労働組合(以下市職労)が誕生しました。 |
1. 公立保育所を取り巻く現状と経過 八女市は、人口約70,000人のうち就学前児童人口は、約3,000人であり、保育所(園)の設置状況は、公立保育所(指定管理1ヶ所を含む)7ヶ所、私立保育園14ヶ所の計21ヶ所で運営されており、約1,600人の児童が入所しています。 |
2. 提言書の作成の取り組み 民営化計画の見直しが行われない状況のなか、保問研は、公立保育所の位置づけを明確にし、地域の多様な子育て・子育ちを支える役割を果たしていくために、これからの公立保育所のあり方について有識者の助言を受けながら、さまざまな視点から議論・検討を重ね、2010年10月、「これからの公立保育所のあり方についての提言書」をまとめました。 |
3. 公立保育所再編計画 2010年10月に「これからの公立保育所のあり方についての提言書」を当局に提出し、その回答を待ち続けた結果、2011年11月になって『八女市公立保育所再編計画』が当局から提案されました。 |
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と明記してあります。 |
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と明記してあります。 |
4. 今後の課題 子どもを取り巻く家庭・地域社会環境の著しい変化の中にあって、保育所での保育ニーズが多様化し、保育所運営について多くの問題解決とともに適切な対応が求められています。しかし、これには並々ならぬ努力と工夫が必要であることを保問研の検討の中で再認識しました。 |