【自主レポート】 |
第34回兵庫自治研集会 第9分科会 農(林漁業)から考える地域づくり |
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1. はじめに オホーツク海に面した小清水町は、北海道遺産に選定された小清水原生花園やラムサール条約湿地登録の濤沸湖、山や森林など自然環境に恵まれた町です。 |
2. 「これぞ小清水!! 実行委員会」 実行委員は、代表・副代表の同級生・知り合い・仲間など、「小清水町を活性化させたい」という想いに賛同する異職種の自治体職員5人・農業者6人・商工業7人・JA職員1人 計19人の仲間が集まり、結成されました。 |
3. 地域活性化イベント「小清水屋台村」 第1回小清水屋台村は、出来合いのものは認めず、地元食材を使った料理を各店舗に販売してもらい、料理を買った人にアンケート用紙を配布し、その結果を会で集計し、B-1グランプリを視野に入れた小清水のご当地グルメづくりの研究素材とした。また、冬のイベントが何もなく、子どもたちの記憶に楽しい思い出を作ってあげたい趣旨ではじめた屋台村なので、子どもらしく、雪にまみれて楽しんでもらおうと、滑り台の制作を思いつき、雪を町内から集め、重機で大きな雪の滑り台を作り、その上にイルミネーションを通したり、そのほか、おもちゃの販売も行った。 |
4. 「でんぷん団子」世界一にむけて! 話し合いの中で世界一を証明するには、「ギネス」しかない。「ギネス」に挑戦するには具体的にどうしたらいいのか?調べていくと、いろいろ問題点が浮上してきた。 |
5. 「小清水屋台村」と「でんぷん団子」ギネスに挑戦 「第1回小清水屋台村」は2012年2月に開催されました。 |
6. 活性化イベントの奇跡 屋台村での「巨大デンプン団子つくりに挑戦」が広くTVやラジオの放送に取り上げられ、その放送を偶然にも聞いていた九州博多の辛明太子製造、食品卸売りの老舗 山口油屋福太郎の山口社長からメディアを通じて小清水町に連絡が入りました。 |
上記のとおり、これぞ小清水実行委員会は、これまでに「小清水屋台村」や町内外のイベント出展等、様々な活動に取り組み、各方面から大きな反響を呼び「小清水のまちおこし」は、実を結び始めました。 |