【自主レポート】 |
第34回兵庫自治研集会 第10分科会 「地域力」「現場力」アップにむけた学び合い |
東日本大震災で被災した学校では、8月まで給食の提供もできないという状況のなか、勤務する小学校と被災地の小学校の手紙を通じた交流をはかった。また、炊き出しボランティアの経験をとおして、「たべること」で心が和み、満足感にあふれ、警戒心もなくなり、そしてなによりも被災地の人々が笑顔になれる瞬間を見たことで、「たべることの大切さ」「学校給食」の重要性を改めて実感したレポート。 |
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東日本大震災・福島原発事故から一年が経ちましたが、被災された方の生活は、依然として改善されず厳しい暮らしを強いられています。 そんな中、私も昨年の12月に、大都市共闘教育部会で仙台に行くことがあり、被災地・仮設住宅で生活されている地城へ行き、炊き出しをしてきました。 震災で被災した学校では、給食を提供できるまでに5か月~半年もかかり、始めは「パンと牛乳」だけといった簡単な給食だったそうです。それでもみんなで食べる給食は、笑顔があり、笑い声があり。簡易給食であっても、子どもたちにとって食べていくことがどんなに大切なことかということを切実に感じました。 2010年3月に、文部科学省から出された「食に関する指導」の中で、給食は生きた教材として活用するとあります。 |