【自主レポート】 |
第36回宮城自治研集会 第1分科会 ~生きる~「いのち」を育む・いかす、支えあう |
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1. 京都府内の労働相談 国、京都府、労働組合等で実施
(1) 国(京都労働局、各労働基準監督署) (2) 京都府(京都テルサ内の「京都中小企業労働相談所」で実施) |
2. 京都府が実施する労働相談 表1 京都府が実施する労働相談と相談件数の推移
相談件数は2012年度のほぼ1.4倍 (1) 一般労働相談(京都府嘱託職員による相談)2012年度から2人体制 (2) 非正規労働ほっとライン(社会保険労務士による相談) (3) 若者等労働ホットライン(社会保険労務士による相談) (4) 特別労働相談(弁護士による相談) (5) 働く人のためのメンタルヘルス相談(産業カウンセラーによる相談) |
3. 雇用形態別の労働相談件数
(1) 正規労働者からの相談 (2) 非正規労働者からの相談 (3) 使用者からの相談 (4) 「その他」の相談者 |
4. 労働相談の内容別件数
(1) 近年の特徴 (2) 雇用形態別の相談内容
非正規労働者からの相談
【正規労働者からの相談の特徴】 ・退職手続きに関する相談が多い。 退職届を受け取ってもらえない。辞めたら損害賠償請求すると脅された。等 ・勤労者福祉に関する相談のほとんどが労働保険・社会保険 雇用保険及び社会保険(傷病手当金等)の受給、労災申請に関すること 等 ・労働時間の管理がされていない。 裁量労働制など、非定型的な労働時間制度を導入している場合、使用者が労働時間管理の必要性を認識していないケースもある。 ・その他の問題 評価基準が不明確、懲戒処分の手続き等 件数は少ないが深刻な問題も 【非正規労働者からの相談の特徴】 ・人間関係に関する相談は幅広い。 雇用形態に起因する深刻なパワーハラスメントもあれば、職場での人間関係ができないという相談も。人間関係を作りにくいことも一因か。 ・労働契約が不明確であることがトラブルに。 シフトの決め方や契約更新の有無などが曖昧、労働契約書(雇い入れ通知書)がないケース 等 |
5. 京都府の労働相談から見えてくる問題 (1) 京都府の労働相談ができること・できないこと (2) どんなアドバイスが最適か (3) 労働法の基礎知識は必須 ☆行政機関で働く皆さんにお願いしたいこと |
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