【自主レポート】 |
第36回宮城自治研集会 第2分科会 ~生きる~「いのち」を守る |
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1. 常磐富岡インターから福島第一原発周辺へ
福島第一原子力発電所の、あの忌まわしい事故から4年を経過し、マスコミの報道も再稼働のニュースばかりで、福島の現状を伝える報道は少なくなってきています。原発周辺自治体の復興は進んでいるのだろうか、現状はどのような状態なのだろうか、自分の目で確かめたくなり、現地へ向かいました。 |
2. 福島第一原発から南相馬市へ(大熊町・双葉町・浪江町)
カーナビをみながら、まず大熊町の役場を見に行ってみようと、国道6号線を左折しようとしたのですが、大熊町役場に続く道にはバリケードが張られ通行できません(写真5)。ほかのルートからならいけるかと思ったのですが、国道6号線以外の道路はことごとく封鎖され、全く通行することができませんでした。 |
3. 福島第一原発からいわき方面へ(富岡町・樽葉町~いわき市)
相馬市まで来たところで、福島第一原発方面へ引き返し、今度は原発より南側の様子を見に行くことにしました。常磐富岡インターから少し南側にある、JR富岡駅付近は通行が規制されていなかったので、富岡駅方面に向かいます。道路の通行は規制されていないのですが、両脇に商店が並ぶ駅へと向かう道路は、崩壊した建物が並んでいて、通行規制がされていない場所でも復興のふの字もない状態です(写真11)。 |
4. いわき市から海岸線を小名浜へ
翌日は、いわき市から太平洋側に向かい、沿岸の状況を見てきました。海岸沿いの道路はあちこちで、工事のために通行止めになっており、防波堤が作られたり、土地の造成が行われたりしています(写真20)。写真は塩屋崎灯台から、海岸線の様子を撮影したものですが、原発周辺とは明らかに違い、復興に向けた希望が感じられます。灯台の売店の方にも話をお伺いしましたが、震災当時は酷い状態だったが、なんとか見学もできるようになり、生活もそれなりにできるようになっているとのことでした。 |
【資料1】
【資料2】
【資料3】
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