【自主レポート】 |
第36回宮城自治研集会 第2分科会 ~生きる~「いのち」を守る |
山口市職員労働組合現業評議会では、これまで食と環境フェスティバルを5回開催しており、第1回から4回までは、自分達の業務内容を市民にアピールし直営の必要性を理解してもらうために実施してきました。第5回目は食育行政、環境行政の推進を目的とし、市民の方と楽しみながら学べる場を作り、直接触れ合いながら指導・啓発を行い、また絆作りにも繋がったと考えられるイベントの報告です。 |
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1. はじめに
(1) 各現業職場の紹介
(2) 第1回から4回までの『食と環境フェスティバル』
(3) 現業活性化の取り組み
(4) 現業職場を取り巻く環境 |
2. 第5回食と環境フェスティバル立ち上げまでの経緯
(1) 執行委員からの要望
(2) 清掃関連の見解
(3) 給食調理員の見解
(4) 実行委員会の立ち上げ
(5) 多くの障壁
③ 学校給食試食及び、保育園おやつのメニューの変更 当初の企画では、学校給食試食メニューとして「ごはん、手作りふりかけ、チキンチキンごぼう、やかましい汁、春野菜の和えもの、牛乳」、保育園おやつについては「ミルク葛餅」を予定していました。 しかし、業務以外で給食やおやつを作るには保健所に「臨時食品営業届出書」を申請し厳しい審査が行われます。学校給食試食メニューからは「春野菜の和えもの」が調理工程で問題となりました。普段の給食では、和えものやサラダ等の野菜は加熱調理後、冷却して和えて提供しており、それと同じ工程なので問題ないと考えていましたが、フェスティバルでの提供は冷却の工程に許可が下りず、急きょ加熱したままの「春野菜のソテー」に変更することになりました。 保育園のおやつ「ミルク葛餅」も同様に、工程で冷却することがあり、自然に冷めるのであれば問題はなかったのですが、数をたくさん作ることから時間がない為、これも急きょ「利休まんじゅう」に変更しました。 このような障壁を乗り越えて、無事に当日を迎えることができました。 |
3. 第5回食と環境フェスティバル開催
当日は天候にも恵まれ、給食試食会に応募いただいた方以外にも、県内他市町の現業職場で働く仲間や市の関係部局、また、ポスターやチラシを見て来られた市民の方など想定より多くの来場があり、体育館内は盛況となりました。
(1) 学校給食試食会
試食した市民の方から「給食おいしかったです。日頃、時間に追われて適当に作ってしまいますが、改めて食の大切さを考えるいい勉強になりました」などの声もいただきました。
(2) 保育園のおやつ試食
(3) 各部会の展示
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4. 今後について
(1) アンケートの内容(一部抜粋)
(2) フェスティバルの定期的な開催をめざして |
5. まとめ
近年、現業評議会における組合主催の学習会等に参加する一般組合員の人数は年々減少傾向にありましたが、今回のフェスティバルにスタッフとして関わった現業組合員は過半数に近い74人でした。また、組合執行部や公企執行部とも共同で職種も超えて開催したことにより、団結強化・意識改革にも繋がったと思われます。 |