【自主レポート】 |
第36回宮城自治研集会 第11分科会 じちけん入門!! ~じちけんから始まる組合活性化~ |
どのような組織であれ、その組織の発展のためには人材を育てることに注力する必要があり、自治体も同様であると考える。八雲町では計画的な人材育成が行われていない現状・問題意識から、組合主催による「仕事に役立つ学習会」の開催によって当局が実施する研修の不足部分を補いつつ、自治体における職員の育成について考える。 |
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1. はじめに どのような組織であれ、その組織の発展のためには人材を育てることに注力する必要があり、自治体も同様であると考える。 |
2. 八雲町における人材育成の現状
ここでは、八雲町における人材育成の現状を報告する。 |
3. 組合による学習会の開催 当局による研修では知識習得型の研修が足りないという問題意識から、自治研の取り組みの1つとして組合主催による研修会を開催することとした。 (1) 研修テーマの選定 (2) 講師の選定 (3) 周 知 (4) 講演の内容 |
講演内容について概要を次に示しておく。 4. 参加者アンケート 学習会参加者に対して簡単なアンケートを実施している。質問項目は、①学習会参加の動機、②学習会の感想、③今後の取り上げてほしいテーマ、④その他意見、という4項目である。なお、①および③については複数回答可としている。 (1) 学習会参加の動機 (2) 学習会の感想 (3) 今後取り上げてほしい研修テーマ |
今後取り上げてほしい研修テーマ(表2)については、「税の仕組み」が最も多く14人(51.9%)が選んだ。税については、住民税の課税・非課税が様々な制度の基準に用いられており、多くの職員が業務上取り扱うものの、課税・非課税の仕組みが分からないまま事務を進めていることや、多くの職員が「税金」に対する苦手意識を持っていると思われ、機会があれば勉強したい、克服したいという思いの表れではないかと考える。 5. 総 括 「仕事に役立つ学習会」は、参加者アンケートの結果から好評だったと認識しており、引き続き取り組むべきと総括し、第2回を企画したいと考えている。次回のテーマの選定にあたっては、アンケート結果から検討するが、アンケート結果(研修ニーズ)は、普段の業務の中での困り事がベースになっていると思われ、これに応えることが当局主催ではなく組合が主催することの意義にもなり得ると考える。 |