2. 形 態
(1) これまでの取り組み状況
昨年度(2014年度)は、高校3校、大学1校、専門学校2校の計6校において実施しました。意見交換の相手先については、高校、短期大学を含む大学、専門学校の3つに区分する中、各1校以上と意見交換を行うようにしており、議員の紹介により実施する学校を決めることとしています。また、議員が学校に出向く形で実施しています。
若年層との意見交換の開催状況について(2011年度~2014年度)
【目的】 若年層の政治参加意識を喚起する
【開催時期】 市民意見交換会の開催期間を中心とした10月下旬ごろから11月に開催
【テーマ】 特にテーマを設けず、フリーな意見交換としている。
≪意見交換の実施校≫
| 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | 2014年度 |
高校 |
大分舞鶴高校 大分工業高校 |
情報科学高校 大分工業高等専門学校 |
鶴崎工業高校 大分雄城台高校 大分国際情報高校 |
大分高校 大分西高校 大分商業高校 |
大学 (短期大学含む) |
大分大学 |
日本文理大学 |
芸術文化短期大学 |
看護科学大学 |
専門学校 |
大分経理専門学校 IVY総合技術 工学院 |
大分経理専門学校 IVY総合技術 工学院 |
大分経理専門学校 IVY総合技術 工学院 |
大分経理専門学校 アンビシャス国際美容学校 |
2014年 若年層との意見交換について
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高 校 |
大学 (短大含む) |
専門学校 |
大分 商業 高校 |
大分西 高校 |
大分 高校 |
看護 科学 大学 |
大分 経理 専門 学校 |
アンビ シャス 国際美 容学校 |
1.開催日 | 11月中 | 11月13日(木) | 10月30日(木) | 10月20日(月) | 2015年 1月13日(月) | 11月18日(火) | 11月20日(木) |
2.開催時間 | 各校と調整の上、決定 | 10時35分~12時 | 16時~17時 | 14時~14時50分 | 14時30分~15時30分 | 9時20分~11時 | 9時~10時30分 |
3.開催場所 | 各校に出向く | 第1棟2階会議室 | 管理棟3階会議室 | 特進校舎理科室 | 管理棟2階23講義室 | 本館11階111教室 | 1階ホール |
4.テーマ | 特にテーマを設けず、フリーな意見交換とする。
議会(議員)が大分市を魅力あるまちにするための思いや実際の取り組みを語り(議員になろうとした夢がある動機なども語りつつ)、政治に求めるものを聞きながら、選挙で投票することなどが、自らの生活に影響することを理解してもらい、政治に対する関心を促す。学生から自由に語ってもらい、それに議員が応える形での意見交換とする。
(例)どんなまちにしたいか。中心市街地、大分市のイメージ、雇用・労働 等々 | グループに分けて意見交換を行う。
意見交換終了後、生徒から各グループで出された意見・質問等について発表していただく。 | グループに分けて意見交換を行う。 | グループに分けて意見交換を行う。 | 講義形式にて意見交換を行う。 | グループに分けて意見交換を行う。
意見交換終了後、学生から各グループで出された意見・質問等について発表していただく。 | グループに分けて意見交換を行う。
意見交換終了後、学生から各グループで出された意見・質問等について発表していただく。 |
5.出席議員構成 | 議会活性化推進委員を中心として、出席を希望する議員 |
松木、倉掛、足立、広次、帆秋、松下、指原、エイジ、荻本、泥谷 |
松木、安東、宮邉、エイジ、三浦、橋本、川邉 |
仲道、松木、広次、斉藤、帆秋、エイジ、三浦、大石、仲谷、川邉、国宗 |
松木、倉掛、足立、井手口、広次、帆秋、宮邉、安東、篠田、指原、エイジ、三浦、川邉 |
松木、倉掛、藤田、野尻、足立、長田、井手口、広次、帆秋、松下、宮邉、エイジ、三浦 |
松木、倉掛、足立、広次、宮邉、安東、日小田、田原、エイジ、佐藤 |
備 考 | - | 生徒会や部活動の主将を中心とした32人 | 2年生31人 | 特進2年A組の生徒18人(TOS取材有) | 看護学部看護学科3年生79人 | 1・2年生24人 | 美容科の学生42人 |
(2) テーマの選定
意見交換のテーマについては、これまで、特にテーマを設けず、フリーな意見交換としていましたが、2015年度の実施にあたっては、「18歳選挙権について」をテーマの1つとして、取り組むこととなりました。
学生・生徒からの意見等の取り扱いについては、これまで、基本的にその場で完結させるようにしていましたが、議会としての対応が必要であると判断される意見があった場合は、議会活性化推進会議で取り上げて協議することとなりました。
この議会活性化推進会議とは、議会改革及び議会基本条例に基づく議会運営に関し協議又は調整を行うことを目的としており、議長、副議長及び会派から選出された各1人以上の議員で構成されています。この会議において、若年層との意見交換の運営方法や相手先などを協議し決めています。
(3) 意見交換の時間
意見交換の時間については、昨年度、短い学校で50分、長い学校で100分となっています。これは、各学校と協議する中、時間などを決めているため、学校によって時間が異なっています。
(4) 出席する議員
出席議員は、議会活性化推進会議の委員を中心に、全議員に声かけをしており、出席を希望する議員が参加することとしています。いずれの学校も10人程の議員が出席しています。
(5) 実施形式
意見交換の実施形態については、講義形式やグループ形式がありますが、グループ形式で意見交換をする場合のほうが、学生・生徒から積極的に意見や質問が出されています。
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専門学校生との意見交換の様子 | 高校生との意見交換の様子 |
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