【自主レポート】 |
第35回佐賀自治研集会 第1分科会 住民との協働でつくる地域社会 |
全国の現業職員は地域住民の安心安全な暮らしのため、住民の身近な場所で日々業務を行っている。しかし人員削減や民間委託化により、自分達が考えるきめ細かい住民サービスを提供できない。前橋市も同様であり、前橋市役所現業労働組合はこの現状を変えるため、まず住民から真に必要とされる職場・職員とならなければと考えた。そこで市民向けアピール活動「市役所現場ではたらく人たち展」を企画開催した。 |
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1. 前橋市の概要 本市は、2001年には特例市の指定を受け、2004年12月5日には、大胡町・宮城村・粕川村と合併。2009年4月には県内初の中核市へ移行するとともに、5月5日には富士見村と合併し人口は約34万人になった。2012年には市制施行120周年を迎えた。 2. 前橋市役所現業労働組合について 前橋市役所現業労働組合は、1962年(昭和37年)10月20日に現業評議会が結成されたのち、1977年(昭和52年)4月1日前橋市役所現業労働組合として組織を改め、今年で結成から51年を迎えた。結成当時417人の組合員は、最大で500人を超える組織となったが、退職者不補充により現在323人となった。職員が働きやすい職場環境を整えることが住民サービスの向上にも繋がる考え、賃金及び労働条件の改善のため諸課題に取り組んでいる。
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3. 組織の実態(2014年4月1日現在) 組合員総数 323人(栄養士・任用替え職員含む)
4. イベントの概要 (1) 企画背景 (2) 開催目的 5. 過去の経緯
(1) 2010年 現業展(パネル展)開催 (2) 他の単組の取り組み事例
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6. 新たな市民アピールイベント開催準備
(1) 実行委員会設置 (2) 2010年現業展の経験を踏まえ 7. 12月2日(日)第1回市役所現場ではたらく人たち展開催 (1) 冬の寒い日にもかかわらず来場者数500人を超えるイベントに
(2) お仕事紹介パンフレットを当日来場者に配布。
(3) アンケートで市民の声を聞き、ニーズを把握
(4) 開催の様子は後日、組合機関紙や上毛新聞で紹介
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(2) 来場者の声を反映させてよりわかりやすく楽しいイベントに 9. 反省点と課題 大きなトラブルもなく予想を上回る大勢の方が来場したことは概ね成功と言えるが今後の課題も多く残った。 |
10. 今後について (1) 目 標 (2) 将来的にめざす姿 (3) 第3回開催に向け始動 |