【自主レポート】 |
第35回佐賀自治研集会 第1分科会 住民との協働でつくる地域社会 |
日進市では、市の健康づくり計画「いきいき健康プランにっしん21」に基づき、その重点取り組みとして『メタボリックシンドローム対策』と『心の健康づくり対策』の具体的な取り組みの一つとして、2011年に大学との連携により「にっしん体操」を作成しました。市では、この体操を幅広い年代を対象として市全域で普及することにより、体の元気づくりにとどまらず、地域の元気づくりにつなげる活動をしています。 |
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1. はじめに 近年、自治体などでは、健康増進や介護予防のため「ご当地体操」を作成して普及に努めています。地域に根ざした踊りを基にしたもの、特産物を使ったものなど、その種類は多岐に渡っています。 |
2. にっしん体操の作成について
(3) 作成の流れ
② 作成方法等 |
3. にっしん体操の普及について (1) 周知・普及 |
<延実施回数・延実施人数> 2011年 160回 10,524人 2012年 202回 9,999人 2013年 184回 8,568人 ④ 市役所での実施 (2) 体操指導者の養成 (3) 自主グループの立ち上げ・支援 |
4. 成果・効果 体操の作成において、同じ音楽に合わせた体力別の4種類の振り付けにしたことにより、幅広い年代層への普及を進めることができています。特に保育園の運動会の準備体操や幼稚園・小学校などの行事に取り入れるなど、子どもへの普及によりその保護者へも周知することができています。また高齢者においては、高齢者サロンでの準備体操にもにっしん体操を取り入れており、参加者のほとんどが体操をマスターしています。 5. 今後の課題と方向性 体操の普及は拡がりつつありますが、今後は地域単位での取り組みを行っていくなど、自主的に継続して実施する市民の増加をめざしていく必要があります。
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