【自主レポート】 |
第35回佐賀自治研集会 第2分科会 地方税財政と公共サービス |
芦屋市の水道事業は、昭和13年4月1日に給水開始をして以来、7期にわたる拡張事業を実施し、現在、一日平均配水量31,700立方メートルの水を約90,000人のみなさんに提供しています。しかし、近年では節水器具の普及・節水意識の向上等による一人あたりの有収水量の減少や、家屋新築による分担金収入の減少等により給水収益も減少傾向にあります。そこで、労働組合として、公営水道事業の存続および芦屋市内の水道水の供給を続ける使命を上下水道部で担うという決意で取り組む活動を報告します。 |
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1. はじめに (1) 兵庫県芦屋市の人口と面積(平成26年6月1日現在)
(2) 兵庫県芦屋市へのアクセス(神戸空港経由の場合) |
2. 市の財政状況のあらまし (1) 減少が続く市税収入
(2) 圧迫する借金返済 |
(3) 財源が必要 3. 芦屋市水道の概要 芦屋市の水道事業は、昭和10年3月に兵庫県から許可を受け、昭和13年4月1日に給水開始をしています。現在は、第7期拡張事業として、計画給水人口94,100人、計画一日最大給水量57,200立方メートルの数値に基づく施設整備を行っています。現在は一日平均配水量31,700立方メートルの水を約90,000人のみなさんに提供しています。 (1) 収益的収入及び支出の状況 |
(2) 給水実績 |
(3) 平成23年度水道事業会計決算報告
(4) 水道事業における公共サービス (5) 公共サービスと労働組合の使命 |
5. 市民との協働で信頼される事業確立への取り組み (1) 通水70周年記念事業
(2) その他の水道事業市民向けPR
(3) 現行の取り組み |
6. 労働組合のミッション (1) 財政の健全化を担保するルールづくり (2) 意識改革 (3) 組織の再活性化 |
7. むすび 水道当局との労使交渉では、「財政困難」とか「市民感情」などの弁を盾に妥結の糸口がつかみにくい局面があります。それは、市財政の逼迫に引っ張られた形で交渉が成立するからです。 |