【自主レポート】 |
第35回佐賀自治研集会 第4分科会 地域から考える再生可能エネルギーによるまちづくり |
別府市における地熱バイナリー発電や温泉熱発電をはじめとする新エネルギー導入促進に関する考察。 |
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1. 別府市での新エネルギー導入の動き ① 民間事業者を中心に温泉熱発電設備を設置または計画 2. 行政としての動き 3. 昨年度実施の別府市地域新エネルギーフィージビリティ調査 (1) 別府市の新エネルギー賦存量・利用可能量
(2) 新エネルギーの総合評価
4. ここまでで掴んだ新エネルギー発電の現実 (1) 温泉水を使う発電は必要量が多すぎて無理? → 噴気・沸騰泉からの蒸気が必要
① 動力泉は流量制限があって無理。 (2) 別府市内の雨水と温泉水の水収支は16%で、箱根などの2倍で限界に近い ① 現在の温泉の湧出量より多く湧出させようとすることは資源の枯渇につながる。 |
(3) 普通地域だからと言って影響がないわけではない ① 別府市には断層沿いに鉄輪・亀川方面と堀田・観海寺方面の熱水の流れが存在する。 (4) バイナリー発電は温泉水も多大に必要だが、冷却水も多大に必要 (5) 発電業者は規制緩和で規制がないと思っている |
5. 行政として危惧するところ ① 民間事業者が、温泉法や景観法、都市計画法、農地法など各種法令の事項に関する手続きをきちんと行った上で事業着工や計画策定を進めることができるか。 6. 今後の方向性 (1) 基本方針 (2) 具体的な方向性 |