【自主レポート】 |
第35回佐賀自治研集会 第7分科会 ワークショップ「自治研」 楽しく学ぶ自治研活動 |
宗像市では、「市民協働」を市の重要な施策として位置づけ、協働のまちづくりを進めています。地域ではまちづくりの拠点となっているコミュニティ・センターを中心に、自主的な活動に取り組む一方で、コミュニティ活動の基盤である自治会への加入率が若年層を中心に低下しており、活動の担い手不足が課題となっています。そこで、地域の活性化の力になるべく、宗像市職労「わたがし部」が立ち上がりました。 |
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1. はじめに (1) 宗像市の概要 |
(2) 地域コミュニティの活動 |
2. 地域に関わるきっかけ (1) 地域コミュニティの課題 (2) 市職員の地域コミュニティへの参加状況 3. 市民の財産「さつき松原」を考える (1) さつき松原アダプトプログラムがスタート
(2) 市民に認知されない活動 4. 「わたがし」はじめました (1) 地域の課題解決×市職員の地域へのアピール=わたがし |
地域の若い世代の人材不足を補うため、また市職員の頑張りを地域にPRするために市職労として考えたのが、「地域のおまつりに関わる」ということでした。まつりの参加者に喜んでもらいたい。また、活動を長く継続して行うために、参加するスタッフの負担や市職労の財政的な負担はなるべく減らしたい。そこで考え出した答えが「わたがしの出店」です。子どもたちの大好きなわたがしはまつりで喜ばれること間違いなし。また、わたがし機はコミュニティ団体から無償で借りることができ、準備する材料もザラメと割り箸だけでいいという手軽さが決め手になりました。 |
(2) 「ありがとう」「お疲れさま」の声がやりがいと次の活動を生み出す |
わたがし出店は、とにかくどの地域でも大好評です。わたがしの大きさや見た目はともかくとして、地域貢献を重視した利益度外視の低価格に設定したというのが一番好評だったようです。子どもたちが大行列をつくることもしばしばでした。また、地域の要望にはできるだけ応えるようにしており、わたがしの出店が重なった場合は、かき氷での出店をするなど臨機応変な対応もしています。子どもたちの"笑顔"と、「わー、大きい!!」「ありがとう!」の声は、活動に関わるスタッフのやる気に繋がっています。 |
5. 今後の展開 (1) 地域との連携をさらにを進め、地域の中で活動できる後継者をつくる |