【協会けんぽ】 |
(単位:億円) |
|
H24
決 算 |
H25
見込み |
H26
見込み |
備 考 |
収入 |
保険料収入
国庫補助等
その他 |
73,156
11,808
163 |
74,486
12,194
203 |
75,211
12,538
180 |
<平均保険料率>
H25 10.00%
H26 10.00%
<前期納付・後期支援金の割合>
H24 36.11%
H25 36.66%
H26 36.06% |
計 |
85,127 |
86,883 |
87,929 |
支出 |
保険給付費
前期高齢者納付金
後期高齢者支援金
その他 |
47,788
13,604
16,021
4,610 |
49,541
14,466
17,101
4,982 |
51,572
14,354
17,573
5,037 |
計 |
82,023 |
86,090 |
88,536 |
単年度収支差 |
3,104 |
792 |
▲607 |
準備金・別途積立金残高 |
5,054 |
5,847 |
5,240 |
|
(厚生労働省資料を参考) |
【組合健保】 |
(単位:億円) |
|
H24
決算見込 |
H25
予 算 |
H26
予算早期 |
備 考 |
収入 |
保険料収入
その他 |
68,781
1,275 |
71,062
1,146 |
72,982
1,173 |
<平均保険料率>
H24 8.34%
H25 8.64%
H26 8.86%
<前期納付・後期支援金の割合>
H24 38.45%
H25 38.37%
H26 38.56% |
計 |
70,057 |
72,208 |
74,155 |
支出 |
保険給付費
前期高齢者納付金
後期高齢者支援金
その他 |
36,727
12,985
15,079
8,242 |
38,405
13,655
15,818
8,927 |
38,977
13,987
16,033
8,846 |
計 |
73,033 |
76,805 |
77,843 |
単年度収支差 |
▲2,976 |
▲4,597 |
▲3,689 |
準備金・別途積立金残高 |
32,133 |
― |
― |
|
(厚生労働省資料を参考) |
3. まとめ
国は、社会保障・税一体改革の中で、消費税引上げで生じる財源については社会保障の充実・安定化のために活用するとしているが、我々国民は、消費税で負担増を求められた上、更なる負担を保険料という形で継続的に求められていくことになる。
このような中で、各保険者においては医療費適正化の取り組み(レセプト点検、重複頻回受診対策、ジェネリック医薬品啓発等)を実施しているところであるが、増加する医療費の規模と比較すれば大幅な財政状況の改善は見込めないのが現状であろう。
我々が、将来に不安なく、安心して医療を受けられるためには、国民自らがこの現状を理解し、皆で助け合う医療とは何か、限りある医療保険の原資をどこに投入すべきなのか、これらを真剣に考える時期にきている。
同時に、政治の場においてもこの問題から目を背けずに、真摯な議論が行われることを期待したい。
私が高齢世代になったとき、「国民皆保険」が崩壊していないことを願うばかりだ。 |