【自主レポート】 |
第37回土佐自治研集会 第7分科会 すべての人が共に暮らす社会づくり |
身の回りの暮らしから考える、男女共同、子育て、仕事について。 |
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1. はじめに 自治研を通じて、地域の事や、自らをとりまく課題を考えるきっかけをいただきました。その中で「まずは自分自身が納得し、充実していく事が重要」といった考えにたどり着きました。身の回りの暮らしから考えて、男女ともに働きやすく、子育てしやすい環境作りをテーマに研究しました。 |
2. 男女共に働きやすく、子育てしやすい環境作り
江津市では2002年に「江津市男女共同参画推進計画(パートナープランごうつ)」を策定しています。性別で仕事や家庭の役割を決めつけず、その人個人の人格、特性を重視して役割を決めていく事が重要です。現在、江津市の管理・監督職は男女比が男8:女2となっていて、職場の、特に管理職を見る限りでは性差による役割分担が存在していると言えます。では、単純に女性管理職を増やすように考えれば良いかと言うと、そうではありません。 |
3. お互いの価値観を知るために お互いの価値観について、お互いに理解し、認め合うための方法として2つの方法を紹介します。① 「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」著ケリー・マクゴニガルで紹介される、自分の価値観について考えるきっかけのものです。次の中で、あなたにとって、もっとも大切なものはどれでしょうか? 3つ選んでください。もし、書かれている以外のキーワードが浮かんだら、追加してください。
② 二つ目は「類人猿診断」です。精神科医・名越康文さんにより考案された性格分類ですが、次のサイト「http://yakan-hiko.com/gather/」より簡単に診断できます。相手がどのような事に価値観を置いているのか、また価値観に基づいて、どのように関わると上手く関係が作れるのか、参考になると思います。 |
4. おわりに
個々の価値観を互いに認め合うことには、やはりコミュニケーションが大切です。私達は多くの人間関係には多くのストレスが潜んでいる「危機」を避けているかもしれません。しかし、自らの存在は、他者により成り立っているとも言える社会において、危機を避けるより、共感に期待したいと思います。 |