2024/02/15
自治労は1月29~30日の2日間、第165回中央委員会を東京で開催し、2024春闘方針や能登半島地震の復興支援、分権・自治を守るたたかいなど、当面の闘争方針を決定した。参加者は、対面参加の中央委員・傍聴者、ウェブ傍聴者の合計550人。組合員の賃上げ期待を背負った2024春闘が始動する。
持続的賃上げと労務費の価格転嫁で労働者の生活と公共サービスの安定を【石上千博中央執行委員長あいさつ】
1月1日に発生した「能登半島地震」で亡くなられた方々に哀悼の意を表し、被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
本日、1月29日は自治労結成から70周年の節目にあたります。自治労結成の原点に立ち、地方自治・地方財政の確立、地域公共サービスの向上をはかる決意を、皆さんと確認し合いたいと思います。
2024春闘は、物価高騰を上回る持続的な賃上げを実現できるかの重要なたたかいです。自治体は発注者として労務費の適正な転嫁に取り組まなければなりません。労働者の生活の安定は、質の高い公共サービスを安定的に提供することにつながります。
自民党の「政治とカネ」の問題は、自民党政治を根本から変えるためには政権交代しかないことを明らにしました。政治に信頼を取り戻し、政治を変えるため、立憲民主党には働く者、生活者の立場で、自民党に対峙していくことを強く期待します。
第27回参院選闘争では、自治労は現・自治労組織内参議院議員の岸まきこを再び、立憲民主党から擁立することを決定しました。自治労の政策の実現と現場の最前線で奮闘している組合員の声を国政に届けるためにも、2025年7月の参議院選挙にむけ、岸まきこの名前・活動・想いを、組合員1人ひとりに広げる取り組みをお願いします。