豊田市職労連が全国初優勝 第33回野球選手権大会

ホーム > ニュース > 自治労全般 >

豊田市職労連が全国初優勝 第33回野球選手権大会

2024/11/12

自治労・自治労共済推進本部の主催で、第33回全国自治体職員等野球選手権大会が10月18~21日、沖縄県那覇市ほかで開催された。県・地連大会を勝ち上がった16チームが熱戦を繰り広げた。決勝戦は、豊田市職労連(愛知)が柏市職(千葉)を下し、初優勝を飾った。

柏市職(千葉) vs 豊田市職労連(愛知)

 決勝戦の柏市職(千葉)対豊田市職労連(愛知)は、どちらが勝っても初優勝となる好カード。ともに「攻・走・守」のバランスの取れた両チームの対決となった。

 1回裏、豊田は先頭・杉谷が左中間にヒットを放ち出塁。続く打者も四球やヒットでチャンスを作り、一気に4点を先取する。

 追う柏は2回表、5番・佐藤がレフトに二塁打。続く6番・白澤のヒットとパスボールにより2点を返す。しかし豊田は2回裏に1点、4回裏にも1点を追加。

 反撃のチャンスをうかがう柏は6回表に3番・片岡が2塁打を放ち、続く打者のショートゴロで進塁。内野ゴロの間に1点を返す。しかし反撃もここまで。豊田の打撃力と投手・眞井の巧みな配球が柏の必死の反撃を抑え込み、念願の初優勝をつかみ取った。

濱谷昇監督(豊田)。勝利監督賞を受賞。捕手も務めた

▶濱谷監督はチームを率い始めて2年。「とにかく楽しく野球をやろう」をモットーにチームづくりを進めてきた。同じ職場の人にチームのことを知ってもらうため、練習風景などを収めた動画を制作。その結果、「今回多くの方が応援に来てくれ、その声援が本当に力になった」とパワーの源を教えてくれた。

初回から全力投球した眞井佳人投手(豊田)。最優秀選手賞を受賞

▶魂のこもった球を投げ続け、チーム念願の初優勝に大きく貢献した眞井選手。「今までうれし涙を流したことはなかったが、今回はじめて、嬉しくて涙が出た。ちゃんとコースに投げないと打たれる、という緊張感を持ちつつ、冷静に投げ続けることができた」と3日間を振り返り、喜びをにじませた。

内野手の大森彬弘選手(豊田)。殊勲賞を受賞。勝ちを取りに行く姿勢でチームに貢献
主将の杉谷悠真選手(豊田)。打撃賞を受賞。強いバッティングで試合を魅了した

▶力強いヒットで試合を盛り上げた杉谷選手は打撃賞に輝いた。「投手の眞井選手が頑張っていたので、自分が先頭に出てチームを奮い立たせようと思っていた。スリーベースヒットを打って得点につなげられてよかった。2年後は優勝枠での出場になるが、一戦必勝でたたかっていきたい」と意気込みを語った。

優勝が決まった瞬間

敢闘賞を受賞した吉崎投手(柏)

初優勝を飾った豊田市職労連

準優勝の柏市職。悔しい思いを2年後につなげたい

(機関紙じちろう2024年11月15日号より転載)

関連記事

  • 立憲民主党 参議院議員 岸まきこ
  • 参議院議員 えさきたかし
  • 自治労共済生協
  • 株式会社 自治労サービス
  • ろうきん

ページトップへ