2024/11/12
柏市職は、過去に2004年にも準優勝の経験がある。「少ないチャンスをモノにする、全員が攻めてくるチーム」(準決勝で対戦した福山市職労連合・西山直毅監督)だ。
しかし、全国優勝大会に意外に縁が薄い理由は、隣に松戸市職という強力なライバルがいるからだ。松戸は過去に4回の優勝経験を持つ。県本部大会でまず松戸を倒さないと、地連・全国へと、駒を進めることができないのだ。満を持しての全国優勝大会は、惜しくも準優勝に終わった。
「悔しいの一言。ミスによる失点、そこにつけ込む豊田の迫力に押された」と、柏の羽鳥尊監督(捕手)は試合を振り返る。
そして「優勝めざし全員がキャプテンという意識を持ってプレーするチーム作りをしてきた。遠い沖縄に送り出してくれた仲間、応援に来てくれた仲間に感謝したい。2年後も全国優勝大会に出場できるように、頑張る」と、雪辱を誓っていた。
(機関紙じちろう2024年11月15日号より転載)