【第167回中央委員会】全世代での賃上げ実現にむけ、官民一体となってたたかおう

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【第167回中央委員会】全世代での賃上げ実現にむけ、官民一体となってたたかおう

2025/02/14

 自治労は1月28~29 日の2日間、第167 回中央委員会を東京の会場からウェブで開催。2025 春闘方針、当面の闘争方針などを決定した。参加者数は、中央委員・傍聴者の合計約500 人。

 冒頭、第27 回参議院選挙比例代表組織内候補予定者の岸まきこ参議院議員があいさつ。その後、一般経過報告、2024現業・公企統一闘争総括(案)、2025 年度一般会計・特別会計中間決算報告、監査報告の承認に続き、第1号議案・2025春闘方針(案)、第2号議案・当面の闘争方針(案)、第3号議案・2025 年度一般会計補正予算(案)を提案。2日間にわたる質疑・討論を行った(機関紙じちろう2月号の3面に本部提案、4面に主な質疑討論を掲載しています)。いずれの議案も圧倒的多数の中央委員の賛成を得て可決された。
 なお、7月参議院選挙では、比例代表の岸まきこに加え、選挙区選挙で富永あけみ(佐賀)、吉田ただとも(大分)の支援の取り組みを決定した。春闘方針を決定したことを受けて2025春闘が本格的に始動する。すべての単組が要求書提出と労使交渉・協議を行い、課題の前進をめざす。

議場風景

7月参議院選挙では比例・岸(左)に加え、佐賀・富永(中央)と大分・吉田の支援も決定

石上千博中央執行委員長あいさつ:『人勧を超える賃上げの獲得へ 2025春闘で全単組が交渉を』

石上千博中央執行委員長

 「能登半島地震」から1年が経過しましたが、昨年9月の豪雨災害もあり、中長期の支援が不可欠です。
 2025 春闘は、1月22 日の連合・経団連のトップ会談により、本格的にスタートしました。賃上げの流れを定着させ、物価上昇を上回る賃上げを実現する重要なたたかいです。民間春闘が私たちの賃金決定に大きく影響することを強く意識し、連合に結集し取り組みます。
 2024 人勧では32 年ぶりに2%を超える水準の賃金改定となりましたが、初任給など若年層に手厚く配分される結果となりました。物価高がすべての世代に負担となっていること、職員のモチベーション維持・向上のためには中高年層を含めたすべての職員の賃上げが不可欠です。
 賃金確定闘争で勧告通りの改定にとどまらない賃金改善を勝ち取るため、2025 春闘ではすべての単組で要求書の提出・交渉を行いましょう。
 また、すべての単組が取り組むべき重点課題として人員確保を前面に掲げました。春闘期から各職場の実態を把握・点検し要求し、6月の人員確保闘争につなげます。
 昨年10 月の衆議院選挙によって与党過半数割れが実現しました。第27 回参議院選闘争はこれまでの自民党一強の政治状況を転換させ、政権交代を実現し政治に信頼を取り戻すための極めて重要な選挙となります。
 自治労が掲げる政策の実現と「地域公共サービス」の維持・発展、現場の最前線で奮闘している組合員の声を国政に届けるためにも、何としても、組織内参議院議員「岸まきこ」を再度、国政の場に送り出さなければなりません。
 7月の参議院選挙まで半年を切りました。職場の仲間は当然ながら、家族、知人、友人など、一人でも多くの方に声をかけ、岸まきこの名前、活動、想いを広げてください。選挙区選挙の組織内候補予定者である佐賀・富永あけみ、大分・吉田ただともの取り組みもあわせ、私自身、自治労組合員の先頭に立って闘う決意を申し上げます。


中央委員会、会場の様子

■ 第1号議案・2025 春闘方針(案)を提起する、伊藤功書記長
■ 第2号議案・当面の闘争方針(案)を提起する、山﨑幸治副委員長
■ 第3号議案・補正予算(案)を提起する、榎本朋子書記次長

本部の会場は、四ツ谷駅前の主婦会館プラザエフ

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