2025/03/13
春闘は寒気を吹き飛ばす春の風。昨年を上回る賃上げの獲得へ決意を固める集会参加者
2月27日連合は、東京・日比谷野外大音楽堂に1,700人を集めて、2025春闘全国一斉アクション2.27中央集会を開催。春闘ヤマ場を前に組織の総力を結集し、たたかう決意を固めあった。
主催者あいさつで連合の芳野友子会長は、「民間大手組合の交渉がヤマ場を迎えようとしている。賃上げの流れをすべての働く仲間に波及・定着させるためには、今がまさに踏ん張りどころ。価格転嫁と適正取引を徹底させることが必要だ」と述べ、公共調達部門も含めたすべての分野で昨年を上回る賃上げの実現にむけた、最大限の取り組みを呼びかけた。
集会後、参加者は銀座・東京駅方面へアクションデモを実施。賃金引き上げ、格差是正、中小企業の労務費の価格転嫁などをアピールした。
自治労:スト批准率77.60% 《闘争指令権を確立》
自治労は2月28日、第2回拡大闘争委員会を開き、77.60%の批准率で2025年の闘争指令権を確立したことを宣言した。
これにより、年間を通して1波につき2時間を上限とするストライキ指令権が、中央闘争委員会に委譲される。
(機関紙じちろう2025年3月15日号より転載)