コラム:失敗は成功のもと~どうせ向き合うなら、良い経験に

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コラム:失敗は成功のもと~どうせ向き合うなら、良い経験に

2025/04/01

*この記事は「マンガで紹介!新入職員「あるある」好事例集~シンサイくんの不安」との連動記事です。あわせて読むことで、さらにお楽しみいただけます。

元松江市職員ユニオン書記長で、現在は株式会社BeOne代表取締役(国家資格キャリアコンサルタント)の丹羽野真也さんから、新規採用者にむけて応援メッセージをいただきました!

株式会社BeOne 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
元 松江市職員ユニオン書記長
丹羽野 真也(にわの・しんや) さん


失敗は成功のもと~どうせ向き合うなら、良い経験に

 入庁してすぐは右も左もわからない、そんな中で仕事をするのはプレッシャーですよね。私自身も若いころは失敗が怖かったですし、失敗してしまった後も凹んでいました。

 では、いかにして“失敗”をポジティブに捉えて、成功への糧にできるでしょうか。そのヒントとして、ABC理論をご紹介します。ABC理論は「A(出来事)そのものが、C(心理的な結果)に結び付く」のではなく、「A(出来事)が起きて、それをB(認知)して、結果的にC(心理的な結果)に結び付く」という理論です。

 簡単に言うと、「出来事の捉え方で感情は変わる」ということです。「B(認知)」を自分でコントロールすることは意外と難しいものです。

 「B(認知)」を良い方向に変えるために一番簡単で有効なのは、“誰かに話すこと”です。上司や同僚、家族や友人などに話してみてください。

 自分の想いを言語化することで整理されますし、人によって認知に差があることを実感できます。また、労働組合に相談するのも一つの手段です。認知の変容にあわせ、その中に職場課題が潜んでいるかもしれません。労働組合は不条理を正します。

 頼ることも大事な能力。自信を持って頼りましょう。

 そして、失敗しても“認知”を変えながら、成長のための一歩として捉え、あなただけの素敵な公務員人生を歩んでください。

(機関紙じちろう2025年4月15日号より転載)

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