2023/03/22
公務員連絡会は3月14日、中央行動として集会と人事院との書記長クラス交渉を都内で行った。行動目標は、①公務員労働者の賃金を積極的に引き上げよ、②真に実効性のある超過勤務縮減策を直ちに実行せよ、③臨時・非常勤職員の雇用と待遇を抜本的に改善せよ、④定年の段階的引き上げを円滑に実現せよ、の4点。集会では、佳境を迎える連合春闘の情勢や公務の春闘課題を共有。連合の取り組みに結集するとともに、要求実現へたたかう決意を固めあった。(4年ぶりに対面で意思統一(トップ写真))
また、人事院給与局長との交渉で自治労の伊藤功書記長は、「社会と公務の変化に応じた給与制度の整備」について、人材確保の観点からすべての職員の労働意欲を引き出すような給与制度の整備となるよう訴えるとともに、地域手当における隣接自治体での格差による影響について発言を行った。
今後公務員連絡会は、3月22日の人事院、23日の国家公務員担当大臣との最終交渉を行い、春段階の回答を引き出すこととしている。
(機関紙じちろう3月21日号より転載)