2019/08/28
福岡県福岡市で開催されている自治労第92回定期大会は2日目を迎え、初日に提起された「2020-2021運動方針(案)」などの議案に関する討論があった。また、役員選挙の候補者が発表され、代議員による信任投票を行った。投票結果は、29日午後に報告される。
運動の活性化にむけて活発な議論
初日に執行部から提起のあった第1号議案「2020-2021年度運動方針(案)」、第2号議案「当面の闘争方針(案)」、第3号議案「『第4次組織強化・拡大のための推進計画』・新『組織拡大アクション21』の総括と『第5次組織強化・拡大のための推進計画(案)』」、第4号議案「2020年度一般会計・特別会計予算(案)」に対し、活発な議論が行われた。
代議員からは、2020年4月にスタートする会計年度任用職員制度の確立や脱原発社会の実現にむけた取り組みへの要望などが出され、中でも第1号から第3号議案で掲げる自治労運動の活性化と、そのために不可欠なさらなる組織強化に関する発言が多くみられた。「一人では変えられないことも、みんなの力が集まれば変えられる」と労働組合の強みを思い起こさせる内容や、「若者の組合離れではなく、組合の若者離れがあるのではないか。若年層や女性が関心を持つことに組合が耳を傾けることで主体的な活動ができるのではないか」などの投げかけもあった。
最終日となる29日は、引き続き議案に対する質疑討論、採決や役員選挙の結果報告を予定している。
紹介を受け登壇する役員選挙の候補者ら