連合「医療・介護フェス2024」働く現場の声訴える

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連合「医療・介護フェス2024」働く現場の声訴える

2024/05/23

 518日、連合主催の「医療・介護フェス2024」が開催された。フェスは東京・日本教育会館を会場にウェブ併用で行われ、自治労からは衛生医療評議会、社会福祉評議会を中心に約120人が参加した。UAゼンセン、ヘルスケア労協などからも医療・介護職場の組合員らが参加し、会場には約250人が集まった。

 フェスは、第一部の講演と、第二部のトークセッションで構成され、トークセッションには自治労から原尾健作さん(衛医評・長崎県本部)、天本敬久さん(社福評評・愛知県本部)の2人が登壇し、現場の課題と決意表明を行った。

「介護は自治体が担ってきたサービス。人員確保のためにも介護職員に公務員並みの賃金を」
「長崎は離島が多く人員確保が困難。離職防止のための取り組みが重要」

 報酬制度による公定価格で賃金が決まる医療や介護の現場は、事業所の経営努力だけでは賃上げは困難だ。処遇改善と人員確保のためには、労働組合による運動とともに、組織内議員に働きかけていくことも重要となる。

 フェスの最後には、今春闘での賃上げの流れを医療・介護の現場にも行き渡らせることをめざすアピール文を読み上げ、会場の拍手で採択した。このアピール文は厚労省に提出し、医療・介護の現場の声を伝える。

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