現業職場の課題解決にむけ、現評運動の継承を~2024年度現業評:第2回担い手育成連続講座~

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現業職場の課題解決にむけ、現評運動の継承を~2024年度現業評:第2回担い手育成連続講座~

2024/06/03

 現業評議会は、6月1日から2日にかけて、自治労会館にて第2回担い手育成連続講座を開催した。この講座は、現業課題の解決にむけ、運動の継承が重要であることから、全国から次代の担い手が集まり、合計2回の講座を実施。

 第2回の講座では、組織内議員との意見交換をはじめ、会計年度任用職員の処遇改善や労働安全衛生の確立にむけた取り組みなどについての講座が行われた。

★2024年度第1回担い手育成連続講座の様子はこちらから↓ご確認いただけます。https://www.jichiro.gr.jp/cncl/nonclerical/240309-10future/

参加者と意見交換する岸まきこ議員

 1日目は、岸まきこ組織内議員を講師に招き、「現業評議会の課題と国会での取り組み」と題した講座が開かれた。岸議員は行政改革により現業職員が減少した結果、現場力が低下し、加えて災害リスクが高まっていることを指摘した。国会では民営化を進めた国の責任などを質していくとともに、課題解決にむけ取り組みを進めると述べた。

 その後、鬼木まこと組織内議員も参加し、各グループで参加者と意見交換を行った。

意見に耳を傾ける鬼木まこと議員

 2日目は、「会計年度任用職員を取り巻く状況と課題」をテーマに笹川勝宏常任幹事から、評議会オルグを通じて明らかになった課題に触れつつ、現業職場で働く会計年度任用職員は、私たちと同じ関係法令が適用されるため、一緒に取り組むことが重要と提起した。

 その後、「現場実態に応じた安全衛生体制の確立にむけて」として和田剛典常任幹事から、現業職場は労働災害の発生リスクが高いため、安全衛生委員会の活用や36協定について提起するとともに、模擬安全衛生委員会を実践し、現場からの取り組みをお願いした。

 続いて、平和・反戦をテーマとして、第五福竜丸展示館学芸員の市田真理さんを講師に「ビキニ事件と第五福竜丸」と題した講演が行われた。市田さんは、当時の新聞記事をもとに、水爆実験が及ぼした影響をはじめ、世界では多くの核実験が行われていることを述べ、「わすれないこと、学ぶこと、自分で考えること」が重要と参加者に呼びかけた。

第五福竜丸展示館学芸員の市田真理さん

 最後に、前年度の担い手育成連続講座を受講した千葉市職の楠さんから「2023年度担い手育成連続講座に参加して」として、前年度に受講して以降、考え方の変化や現在の状況について述べ、参加者に何かきっかけを見つけて欲しいとのべ、全行程を終了した。

 

グループワークで出し合った意見を発表する参加者たち

ご参加ありがとうございました!

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