職場改善にむけて声をあげよう 交渉力アップセミナーを4地連で開催《公共サービス民間労働組合評議会》

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職場改善にむけて声をあげよう 交渉力アップセミナーを4地連で開催《公共サービス民間労働組合評議会》

2024/07/22

自治労公共民間労組評議会は、浄水場の管理・運営や学校給食の調理などの公共サービスを自治体から受託している職場の労働組合を対象に、使用者との交渉力を向上させることを目的としたセミナーを関東甲地連などの4つの地連で行った。

関東甲地連は42021日、群馬県高崎市でセミナーを開催。7都県本部から45人が参加した。労働運動の基礎を座学形式で学んだほか、職場課題と解決策を出しあうためのグループ討議を経て模擬団体交渉を行った。アンケートで参加者からは「労働運動の大切さがわかりやすく簡潔に説明され、理解しやすかった」「各単組では似た課題で悩んでいることがわかり、参加者の方々の考え方、様々な意見、捉え方が勉強になった。労使双方の体験ができ良かった」などの感想が寄せられた。

同一労働・同一賃金などを要求項目にした模擬労使協議


近畿地連は420日、滋賀県大津市でセミナーを開催。5府県本部から30人が参加した。主催者として自治労公共サービス民間労働組合評議会の茅原副議長が「健全な労使協議を行うためには日頃から健全な労使関係を築くことが大事。そうしたことを実感し、実行に移すきっかけになるセミナーにしたい」とあいさつ。尼崎市社会福祉協議会労働組合と大阪スポーツみどり財団労働組合からの現場報告や労使協議に焦点をあてた講義などを受け、模擬形式の労使協議を体験した。参加者アンケートでは「組合だけでなく会社のお互いが尊重され、助けあえれば良い」「公共サービス民間労組同士で交流し、団結を深めていきたい」などの感想があった。

グループごとに職場課題と解決にむけたアプローチを考えた


東海地連は5月25~26日、愛知県名古屋市でセミナーを開催。4県本部から32人が参加し、労働組合活動の基本、要求書の作成、交渉、妥結のプロセスをはじめ、その活動の成果を組合員に発信・共有するための読まれる機関紙づくりのツボを学んだ。参加者からは「労働組合の発足から改めて学ぶことができ、職場の改善点を率直に要求していこうと思えるようになった」「組合員の声を要求書にすることで組合員が集まる。組合は皆のために存在しなければならない」「機関紙作成にチャレンジしたい」などの感想が寄せられた。

集会を通じて異なる職場の組合員が知り合った


九州地連は52526日、佐賀県佐賀市でセミナーを開催。8県本部から56人が参加し、「労働組合法を活用した組合活動」と題した講義をはじめ、模擬団体交渉を実施。セミナーでは参加者が交渉内容や組合活動、交渉をする中で困っていることへのアンケートを行い、講師が回答する時間を設けた。終了後の参加者アンケートからは「交渉にむけて自信がついた」「良い労使関係をつくるためには正しい知識を身につけていくことが大切に感じた」などの回答があった。

座学だけでなく互いの考えや意見を交わした


2025年には、同様の趣旨で北海道地連と東北地連、北信地連、中国地連、四国地連でセミナーを開く予定だ。

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