2023/07/14
大都市共闘区役所部会が意見集約の結果を報告
大都市共闘区役所部会西森事務局長(大阪市職)が岸真紀子参議院議員に、政令市の窓口現場から寄せられた市民応対に追われる現場の混乱している実態や、制度や仕組み上の課題、業務改善に向けた提案などについて説明を行った。
マイナンバーカードの代理人受領の要件が緩和されたにもかかわらず、本人確認書類の要件が原因で高齢者が代理交付できない事例や、住所異動の繁忙期にマイナンバーカードがあるために待ち時間が長くなっていること、マイナンバーカードの返納希望者が返納しても保険証や公金受取口座情報が紐づけされたままとなることに対する不満への対応など、41項目にわたる現場からの実態や思いが報告された。
岸議員からは、すでに兵庫県本部神戸市職員労働組合からも先行して情報が寄せられており、それを踏まえて7月7日に総務省のヒアリングも行ってきたことが報告された。参議院での閉会中審査では現場の声を踏まえた対応をしたい、との決意も語られた。
また、区役所部会としてこれまで省庁要請を行っていなかったが、組織強化や政策実現、組織内議員との連携強化の観点から、今後総務省等への要請行動について、岸参議院議員への協力もお願いした。それに対し、岸参議院議員からのアドバイスを受けつつ、引き続き区役所部会と連携して取り組んでいくことを確認した。