2022/05/16
5月11~12日にかけて開催した都市交評第5回組織集会には、20県本部から130人が参加。組織強化・拡大の課題や取り組みを議論するとともに、組織力、結集力の継承のためには日常の政治活動や国政はじめ各種選挙闘争の継続・強化がいかに重要であるかを再確認し、約2ヵ月後に迫った第26回参議院選挙にむけて全力で取り組むことを誓い合った。
集会初日は、基調提案、自治労の当面する課題、森下総合政治政策局長による政治闘争をテーマとした講演を受けたのち、鬼木まこと参議院選挙自治労組織内候補予定者を招き、都市交評が当面する組織・政策・政治課題について、横浜、京都、函館の単組代表とパネルディスカッションを行った。
パネリストからは、新採の組織化や競合組織対策に苦慮しながら、日々努力し、組織率の維持・向上に取り組んでいる現状、加えて、政治活動の重要性を組合員に訴え参加・協力体制を構築・維持することの難しさなどの発言があった。
会場からも組織対策や政治活動の現状、課題等について報告(名古屋、福岡、熊本)され、これらの発言に対し、鬼木さんは「組織対策や政治活動の強化には特効薬はないが、それぞれ単組が知恵を出し合い創意工夫して取り組んでほしい。都市交評(本部)はもとより、県本部とも連携して活動の強化をお願いしたい」と発言。
とりわけ、政治活動については、都市交評労働者の賃金・労働条件が政治(国政)に大きく影響されていることから、「今後、こうした課題の解決にむけて全力で支援、取り組んでいきたい」と力強い決意表明があった。
2日目は大阪府本部の國眼恵三書記長より、大阪府本部における公共交通労働者の組織強化や課題をテーマに講演を受け、引き続き、仙台、川崎、神戸、北九州モノレールの代表が単組報告した。
2日間の集会を通じて、都市交評単組の高い組織力・団結力を保持・継承するために組織強化・拡大の推進を意思統一した。加えて、鬼木まこと自治労組織内候補予定者の必勝にむけて、都市交評各単組が全力で取り組むことを確認し合い、集会を締めくくった。