交通現場の青年女性が交流と議論で新たな一歩~2025年度青年女性連絡会議を開催~

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交通現場の青年女性が交流と議論で新たな一歩~2025年度青年女性連絡会議を開催~

2024/12/06

自治労都市公共交通評議会は11月27~28日、福岡市・自治労福岡県本部で「2025年度青年女性連絡会議」を開催し、全国から青年14人、女性12人が参加した。


 会議に先立ち、初日に福岡交通労組の協力を得て福岡市営地下鉄を視察。2023年3月に延伸開業した七隈線博多駅でバリアフリー、シームレスに配慮したトイレや駅構内、クレジットカード決済で乗車できる改札機などを視察した。

地下鉄博多駅券売機のバックヤードを見学

 会議では、バス、地下鉄、路面電車等の交通職場に働く青年・女性職員が抱える労働条件や休暇等に関わる悩み、課題等を中心に討論、共有化をはかった。

 都市公共交通評議会の福田智議長、本部の森下元総合政治政策局長、福岡県本部の野田和之委員長のあいさつでは、異口同音に青年・女性運動やそれを支える活動家の育成の重要性を強調。とくに森下総合局長は、自治体労働者と政治のかかわり、そのための政治活動の必要性をあらためて説明。そのうえで、来夏の参議院選挙にむけて組織内の岸まきこ参議院議員の青年・女性組合員への浸透、支援拡大を訴えた。


 松長拓朗本部青年部長の講演では、公務公共サービス職場で働く仲間の悩み、業務量や職場環境等の状況、課題、解決にむけた取り組みなどを提起した。その後、講演を踏まえ翌日の昼まで妊娠、子育て、介護や休暇などの悩み、交通事業の将来展望などについて、多岐にわたってグループ討論を行った。あわせて、単組報告を受け、交流、活発に意見を交わした。


 最後に福田議長が、会議を通じ参加者が課題を分かち合い交流を深めることができた意義を強調することともに、「単組報告やグループ討論で得られた成果や課題を職場に持ち帰り、これからの運動に生かしてほしい」とのまとめを行い、終了した。

平井真吾福岡交通労組書記次長(s左)が博多駅の施設等を説明

クレジットカードタッチ決済で乗車できる自動改札

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