2023/01/25
全国の公共交通職場(鉄道、バスなど)の組合で構成される、自治労都市公共交通評議会(都市交評)は1月20、21日、大阪市内で2023年度の青年女性連絡会議を開催した。全国の都市交評単組から青年層の代表者13人と女性組合員の代表者11人、合わせて14単組24人が参加した。
1日目は冒頭、都市交評を代表して福田智議長、自治労本部を代表して青木真理子副中央執行委員長があいさつし、交通職場における女性職員の採用拡大とそのための職場環境の改善、次代を担う活動家の育成など、組織拡大や働き続けられる職場づくりのための組合活動の強化と、今春の統一自治体選挙の取り組みの重要性などを訴えた。
引き続き、庭野事務局長が都市交評の取り組んでいる活動内容を報告・提起、自治労本部の兒玉青年部長が労働環境の改善やそのための組合活動の取り組み例、女性労働者の運動課題や女性部の取り組みなど、働き続けられる職場づくりを中心に講演した。
また、神戸交通労組の元書記長で神戸市会議員の加地幸夫さんが、都市交産別時代の青年女性組織の取り組みや、いま求められている活動、労働運動と政治とのかかわりなどを講演した。
2日目はグループ討議を行い、「交通職場で働きにくい、改善してほしいところ」、「青年女性組織の悩みや職場課題」や「楽しみながら効果的な活動内容」などについて報告・協議しあった。
最後に福田議長が、「2日間を通じ交流・共有した交通職場の青年女性労働者の課題や活動内容を組合や職場に持ち帰り、これからの運動に生かしてほしい」と締めくくり、会議を終了した。