地方衛生研究所の法定化と現場課題について西村智奈美衆議院議員に訴える

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地方衛生研究所の法定化と現場課題について西村智奈美衆議院議員に訴える

2022/10/27

平山衛生医療局長と林組織強化拡大局長は10月25日、政策協力議員の西村智奈美衆議院議員(厚生労働委員会所属)に地方衛生研究所の実情と課題改善を訴えた。 

平山衛生医療局長は現場ヒヤリングをもとに、地方衛生研究所の課題について、「法律上の位置付けがないことで規模や設置母体によって行っている業務にバラつきがあること」、「この間予算と人員が削減されてきたことで人材育成が十分にできていない」という現状を説明した。

今後、体制整備に向けて、まずは地方衛生研究所の法律上の位置づけを明確化し、求められる役割・機能をはたしていけるように専門的な施設整備、機器購入・更新、制度管理などの予算確保と専門業務を行う研究員の人材育成、一定の余力ある人員配置が必要であることを訴えた。

林組織強化拡大局長からは、大阪の地方衛生研究所が府と市が一体化し非公務員型地方独立行政法人化されていることの課題について説明を行い、地方衛生研究所は重要な役割・機能を持つことから、本来直営での運営が望ましいことを訴えた。

これを受け、西村智奈美議員は地方衛生研究所の法定化と現状の課題について国会で問い質す予定。

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