都市交通局長の青山さんに聞く!地域公共交通を守るために~くらしをささえる地域公共交通確立キャンペーン~

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都市交通局長の青山さんに聞く!地域公共交通を守るために~くらしをささえる地域公共交通確立キャンペーン~

2023/10/12

『都市交魂』を次世代に繋げる運動に

地域公共交通キャンペーンは、利用者にありがとうを伝える「一声運動」から始まりました。駅・バス停など交通施設周辺での街頭行動や清掃などを行い、安全・安心の公共交通の重要性をアピールしています。利用者から感謝の声が返ってくることも多く、組合員の活力にもなっています。

栄駅前での街頭行動

都市交と自治労が統合して10周年を迎えました。都市交時代から全国の仲間と築き上げてきたこの運動は、同職種間のアイデンティティや絆を再認識する機会でもあります。公共交通と雇用を守る取り組みとして、都市交評がこの運動をけん引し、公共サービスを担う自治労の仲間とともに盛り上げ、次世代につなげていきたいです。

名古屋市営地下鉄鶴舞線

キャンペーン概要
期間 2023年11月1日(水)~12月17日(日)
内容 駅、バス停等での街頭行動、情報発信など

厳しい時こそ基本を貫く

バス乗務員の人員不足が深刻化しています。バスの運転に必要な大型二種免許の交付件数は、10年前と比較して半減し、さらに、保有者の高年齢化も進んでいます。導入が進むデジタル化は、業務補助として活用されていますが、人に取って代わるものではありません。
住民の移動手段の確保は、自治体、事業者、住民の共通課題です。バス乗務員の人員確保のためには、労働組合として賃金・労働条件改善闘争を貫き、実現することが最も重要です。
現場第一線の仲間が、組合活動には迷わずアクセル全開となれるよう、自治労は、首長と協議し、国土交通省や総務省などに現場の声を届け、たゆむことなく公共交通の重要性を全力で訴えていきます。

青山浩二(あおやまこうじ)都市交通局長

1985年入職。愛知県本部・名古屋交通労組出身。第97回定期大会で就任。職場では、駅の防災対策、バリアフリー化等の設備設計・監督業務を担当。就職した理由は、鉄道が好きだから。

機関紙じちろう2023年10月15日号より転載

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