2023/03/22
自治労女性部は、3月に連合2023春季生活闘争3・8国際女性デー全国統一行動中央集会自治労参加者集会を対面とウェブ併用で開催し、33県本部1社保64人(うちウェブ参加44人)が参加した。
冒頭、藤森副中央執行委員長が中央本部あいさつを行った後、会議では、毛利珠代女性部長が女性のおかれている現状と取り組みについて提起した。
続いて、映画「ここから『関西生コン事件』と私たち」のDVD視聴と当事者松尾聖子さんのたたかいの報告、自治労臨時非常勤等全国協議会前議長の山西ともこさんから「香川県本部高松市非常勤職員労組の取り組み~会計年度任用職員の組織化と処遇改善から統一地方選出馬へ~」と題したたたかいの報告を受けた。
参加者アンケートでは、
「やっぱり現場の声というのが一番力強いと感じるので、これからも組合員の声に耳をかたむけたいし、言葉にすることが大事だと、組合員にも伝えたい」
「たたかっていく重要性を強く感じることができた。自分たちの賃金・労働条件改善のため、主体的にうごいていく必要がある。何か困っている人がいないか聞いてみようと思う」
などの感想が出された。
夕方からは連合の中央女性集会が銀座ブロッサム中央会館ホールでウェブ併用で開催され、33県本部1社保70人(うちウェブ参加42人)が参加した。
連合 3.8国際女性デー 社会すべての仕組みにジェンダーの視点を
連合は3月8日、国際女性デー中央集会を都内で開催し、1070人が参加した。「3・8国際女性デー」は、1857年にニューヨークの被服工場火災で多くの女性たちが亡くなったことを受け、女性たちが低賃金・長時間労働に抗議を行ったことが起源。1908年3月8日には、「パンとバラ」を掲げてニューヨークでデモが行われた。「パン」は賃金・労働条件の向上、「バラ」は女性の尊厳・人権の確保を表すシンボルで、女性の政治的自由と平等のために行動する記念日として、世界各国でさまざまな行動が展開されている。集会では、ジェンダー主流化を実践し、だれもが等しく意思決定に参画できる環境づくりに取り組むことを意思統一した。(機関紙じちろう3月21日号より転載)
「パンとバラ」のプラカードを掲げアピール