2016/09/26
9月20日に、ベルギー・ブリュッセルにおいて、PSI(Public Services Interna-tional)地方および地方政府(LRG)部門労働者ネットワーク世界会議が開催され、世界各国から67人、自治労からは田中浩二国際局長が参加した。(トップ画像・一番右)
7月にアジア太平洋地域の会議がインドネシア・スラバヤで開かれ、その後欧州など各地域で同様のテーマについて協議がされてきた。今回は、各地域での協議内容を受けて、世界レベルでの課題の整理と戦略を立てるための会議であった。
午前中は、世界的な課題について、公共サービス国際研究所(PSIRU)から欧州および北中米カリブ海での取り組み報告を受けて討論を行った。午後は、各地域が取り組んでいる再公営化や自治体間協力などの課題と、労使関係に関する取り組み報告が行われた。
最後に、今後のネットワーク活動における目的や優先して取り組むべき課題について提起がされ、来年11月に開催されるPSI(Public Services Interna-tional)世界大会にむけて、議論と取り組みを継続することが確認された。
PSI(Public Services Interna-tional)とは…Public services International 国際公務労連。世界の国家・地方公務員、公共サービスに従事する労働者を組織する国際産業別組織。1907年設立、本部はフランスにある。