2016/10/13
2016年10月11~12日の間、福岡県・アクロス福岡にて、PSIのアジア太平洋地域総会が開催された(PSI-APRECON)。18か国から代議員121人、傍聴32人、ビジター51人が参加した。うち若年層は43人、女性の割合は41%だった。日本からは自治労はじめPSI(Public Services Interna-tional)に加盟している労働組合から80人が参加した。
自治労の川本委員長はフィリピンのPSLINKアニーヘロン委員長とともに総会の共同議長をつとめた(トップ画像)。
総会では、「民営化への対抗」「労働基本権の確立」といったテーマにそって全体でセッション(討議)を行った。このうち、「日本の経験を活かす」のセッションでは、自治労の川本委員長が座長をつとめ、早稲田大学教授の篠田徹先生の講演と国公連合の荘司真佐人書記長と全消協の村上直樹副代表が取り組み報告を行った。
ユースや女性など様々な集まりも
総会に先立ち、課題別の集まりも開かれた。9日午前には「ユースフォーラム」、9日午後は「女性コーカス」が行われた。女性コーカス終了後は福岡市内の公園にて女性の経済的自立を訴え街宣行動を行った。10日には、地方政府・自治体及び公益事業ネットワーク、保健・社会サービスネットワークの会合と、小地域コーカスも開催された。
総会および前段の様々な集まりの詳細については、機関紙じちろうと自治労通信にて順次掲載していく。