2017/04/18
PSI(Public Services Interna-tional)(国際公務労連)は、今年の秋に開催する第30回世界大会に向け、4月18日(火)にスイス・ジュネーブで第2回議事運営委員会(SOC)を開催。アジア太平洋地域を代表して自治労の青木真理子書記次長が参加した。
世界大会の議事日程(案)についてどのように考えるかから、各加盟組合から出された50本を超える決議案についての取り扱いについて、受理するか関連する決議案との統合を求めるか、運動方針である行動プログラム(POA)に組み込むことを前提に取り下げてもらうか、内容の修正を求めるかなど、さまざまな議論を行った。
決議案の取り扱いについて青木書記次長は、「行動プログラム(POA)に組み込むことを前提に決議案を取り下げる場合、議事全体の進行を妨げない範囲でそれに関する発言をある程度担保することも必要である」などの発言を行った。
大会では「電子投票」の可能性も
今回の世界大会においては、日本語、英語、フランス語、スペイン語、スウェーデン語、ドイツ語などの公用語に加えて、トルコ語、タイ語、韓国語、バハサ・インドネシア語などを追加することについても検討した。また今回初めて、決議案の採択については、電子投票を導入することを予定している。
大会での発言時間については、決議案の本数や議事日程などを鑑み、次回7月19日~20日に開催される議事運営委員会で検討することなども確認した。
協議した内容については、4月20日、21日に開催される第150回世界執行委員会で議論することを確認し、会議を終了した。