2023/01/06
2020年2月1日、ミャンマーで軍事政権によるクーデターが起きて以降、それに抵抗する労働者、市民への支援を自治労は続けてきました。ミャンマーとの国境にあるタイ北西部メーソートにあるメータオ・クリニックを拠点に活動するNGO「メータオ・クリニック支援の会(JAM)」を通じた支援もそのひとつです。自治労は2021年の7月に国際連帯救援カンパより100万円を寄付しました。
クーデターから間もなく2年になりますが、いまだに軍による激しい弾圧は続いています。とくにミャンマーのカチン州やカレン州、ザガインなどでは戦闘が続き、タイ側に逃れてくる人は増えるばかり。メータオ・クリニックでは、病院を拠点に地域に避難を余儀なくされている人々への治療なども行っています。
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昨年11月にJAMは、タイ北部のメーサリアンにある負傷者の短期滞在施設の要望を受け、自治労からの寄付も活用し、傷の消毒を行うための処置室(トップ写真)と倉庫を建設しました。早速、毎日消毒に使われており、医療の質の向上に寄与しているとの報告がありました。
ミャンマーの混迷はますます深まるばかりですが、ロシア軍によるウクライナ侵攻もあり、注目がされにくくなっています。自治労が支援してきた看護師・助産師、清掃労働者、労働組合幹部も解雇や避難を余儀なくされています。多くの仲間たちが今もなお、軍事政権への抵抗運動を続けています。
これからも自治労は、ミャンマーへの支援を継続していきます。
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民主主義を求めて軍事政権に抵抗を続ける労働者の仲間たちに、引き続き連帯します(自治労委員長・川本淳)