多くの組合員の結集でより良い制度の実現を~第10回じちろう全国共済集会@千葉~

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多くの組合員の結集でより良い制度の実現を~第10回じちろう全国共済集会@千葉~

2024/12/06

全国から487人が参加。2日目は委員長・代表委員分科会のほか4つのテーマ別分科会で、保障相談スキルなど実践スキルの講習も
 自治労は11月20~21日、千葉市で第10回じちろう全国共済集会を開催。自治労運動の「車の両輪」としての共済推進活動の前進にむけて、課題と運動事例の経験共有、共済制度の優位性の理解と伝え方、保障相談やコミュニケーション術などの研修を行った。
 この集会は、単組が労働者自主福祉運動の意義を学び、より主体的、より組織的に運動を展開することをめざし、単組・職場でより実践的に活用できる取り組み事例を共有し、参加者の技能向上を目的に、毎年開いているもの。
 集会1日目は、石上千博自治労委員長の主催者あいさつに続き、自治労本部共済推進委員会の石井利明事務局次長(総合組織局長)が「共済推進運動、それは自治労運動そのもの」と題して基調提起を行った。
 石井次長は「直面する4つの重要な取り組み」として、①新規採用者への取り組み、②退職予定者への取り組み、③役職定年者の組織化対策、④じちろう共済を生涯保障のメインとするための取り組み(団体生命共済の競合対策)を提起。「多くの組合員が結集すれば、より良い制度の実現につながる」と訴えた。
 続く全体講演の講師は、こくみん共済COOP〈全労済〉職域生協統括本部の川本淳本部長(自治労前委員長)。川本本部長は、単組時代の活動、自治労委員長時代の団体生命共済の抜本改正にむけた組織討議の経験などを踏まえ、共済推進方針の課題と挑戦を語った。後半では、4つの単組から、成果を得た取り組みの事例報告があった。

【事例報告】頑張れば必ず成果は出る

挑戦に終わりはない

北田真土さん(神奈川・相模原市職労)
 団体生命の加入目標を年30件に設定。2022年には10件だった新規加入は36件を達成。加入率は10.05%から10.22%となった。未加入の執行委員に加入を促し意識を高め、多数の説明会を重ねた。

書記局みんなのチカラで

漆畑智美さん(静岡県職)
 共済の制度や事務が「わからない」から加入に消極的であることに気づき、書記の「共済への基礎力」向上に取り組んだ。支部説明会の回数を増やし、団体生命の年間加入目標100件をクリア。

未来を変える小さな一歩

山口遥介さん(愛知・岡崎市職)
 中央委員会での共済学習会、資産形成や新採向けのセミナー、マイカー共済紹介キャンペーンなどに取り組み、加入実績が大きく伸びた。誰かが一歩を踏み出せば、未来を変えることはできる。

めざせ加入率80%回復


牛島 慶さん(福岡・大牟田市職労)
 団体生命加入率80%の回復にむけ、中堅層と新採の加入確保を重点に展開。和やかな雰囲気で共済の制度の良さを知ってもらう「カフェくみ」、マネープランセミナーを開催。あと20人の新規加入で80%だ。

(機関紙じちろう2024年12月1日号より転載)

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