『裏金政治』に厳しい審判~【衆議院総選挙】組織内・政策協力候補 、18人が当選を果たす

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『裏金政治』に厳しい審判~【衆議院総選挙】組織内・政策協力候補 、18人が当選を果たす

2024/11/15

当選したおおさか誠二(北海道8区)組織内候補

10月27日に投開票された第50回衆議院選挙では、自民・公明が過半数割れ。立憲民主党が公示前議席から50議席増の148議席を獲得する結果となった。自治労が推薦した組織内・政策協力候補は18人が当選した。

 第50回衆議院選挙では、自民党の政治資金問題などが厳しく問われ、自民・公明の与党は215議席と、過半数の233議席を割りこむ結果となった。

 対する野党側は、候補者一本化の不調など、選挙体制の不十分さが指摘されながらも、自民党の「裏金政治」批判で攻勢を強め、立憲民主党は50議席増、国民民主党は21議席増と、勢力を大きく伸張させた。

 選挙結果を受けて自治労は、10月28日に『第50回衆議院選挙の結果に対する自治労見解』を発表。「石破政権・自民党に対する国民の忌避感が増大し、この間の自民党政治・政策への不信・不満も相まったことが今回の結果につながった」とし、今回の選挙結果は「政権交代にむけた端緒となる」「国民が求めるのは緊張感のある政治であり、この流れを止めないためにも、来年7月の第27回参議院選挙が極めて重要」であると指摘。「組織内予定候補者『岸まきこ』の必勝にむけ、自治労組織の総力をあげて取り組んでいこう」と呼びかけた。

 なお今選挙で立候補した女性は、最多だった09年を上回る314人。全候補者1344人に占める女性候補の比率は23.36%に達し、初めて2割を超えた。当選者は73人。

 投票率は53.85%で、前回の55.93%を下回った。

当選した新垣クニオ(沖縄2区)組織内候補
はたのつばさ(比例・北陸信越ブロック)組織内候補

(機関紙じちろう2024年11月15日号より転載)

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