評議会発
2019春闘方針を決定
~第32回地方代表者会議を開催~
評議会は、1月17日(木)、東京・自治労会館において標題の会議を開催した。代表者会議には、各地方労組の代表者が参加し、賃上げ13500円以上をはじめとする春闘方針を決定しました(進行・水野議長/愛知地方労組)。
会議冒頭、福島議長、鬼木総合公共民間局長のあいさつの後、三木副議長より、一般経過報告、種井事務局次長より、予算執行状況が報告されました。
質疑では、今後の業種別の活動について、執行状況の詳細、組織拡大の課題についてなど意見が出され、また、愛媛の松山支部丸協運輸裁判闘争の和解報告とともに、これまでの支援に対するお礼があり、それぞれ本部答弁の後、全体で確認しました。
「水準」ではなく「上げ幅」重視の賃上げを
その後、評議会の三木副議長が「2019春闘方針案」を提案し、質疑・応答を行いました。出席者からは、賃金要求について、「あるべき水準」にしていくのではなく、「上げ幅」を重視する春闘を取り組むべきだとの意見とともに、連合に対する意見反映を求める意見が多く出されました。また「働き方改革関連法」の施行にともなう、有給休暇5日取得義務などにかかわる、会社側からの不利益変更提案がすでにある事例や、業種によっては年休取得により賃金が下がるなどの問題があること、また人員不足により取得できない現状などが出され今後の対応が重要であるとの意見が多くだされました。本部答弁の後方針を確認し、2019春闘勝利にむけ全体で取り組むため意思統一を行いました。参加者は全体で50人(内女性は6人)でした。