評議会発
全国一般評議会・第14回定期総会開催活動の総括・方針を決定~争議組合への支援カンパも~
評議会は、8月19~20日、東京・アルカディア市ヶ谷で第14回定期総会を開催し、全国各地から約120人が参加した(総会議長団・八木澤清子代議員/関東・群馬、西川雅之代議員/関西・兵庫)。
評議会を代表してあいさつに立った福島議長は、国内外の政治情勢、中小労働者の2018春闘の状況、各地方労組における争議の状況などに触れるとともに、組織拡大や、次期参議院議員選挙の取り組み強化を呼びかけた。
自治労本部を代表して杣谷副委員長のあいさつでは、西日本豪雨災害の被災者への災害特別カンパの呼びかけや、組織強化の取り組み状況、組織内の岸まきこ予定候補への支援について呼びかけがされた。また、3県統合問題について触れ、1年後には一定のとりまとめをしたいとした。地域中小労働運動は、産別、連合の中でも役割や意義は大きく、さらなる強化が必要であるとの考えも示された。
公共民間評議会の前田議長からは、働き方改革関連法案の成立についてふれ、今後のさらなる連携強化を呼びかけた。
来賓あいさつとして、2019年に予定されている参議院議員選挙・組織内の「岸まきこ」予定候補もかけつけ、労働者の意見を国会に届けるため奮闘する決意がされた。
■2018年活動の総括、2019運動方針などの提起と代議員からの意見
この後、三木副議長が2018年度の活動の総括を提案し、質疑討論の後、賛成多数で総括は採決された。
続いて、亀﨑事務局長から第1号議案「2019年度運動方針(案)」、種井事務局次長から第2号議案「2018年秋季年末闘争方針(案)」がそれぞれ提案され1日目は休会となった。
2日目には、はじめに争議組合の報告を受け、全体での支援を確認した。その後、第1号議案と2号議案に関する討議に入った。
討議では、2日間で17人の代議員が発言し、組織拡大の事例報告や、争議報告とともに、2019春闘の取り組みにむけた問題提起、組織課題や平和運動の課題など、多くの意見が出された。それぞれ評議会からの答弁をうけ、第1号、2号議案は賛成多数で採決された。
■団結ガンバローで締め総会は終了
また総会中には、参加者にカンパをつのり、集まった金額を争議を抱える地方労組に分配した。
最後に、2つの特別決議(争議支援と組織強化拡大、平和と民主主義の闘争強化)と総会宣言(案)、総会スローガンを採択し、福島議長の音頭による団結ガンバー三唱で総会は終了した。