ブラック企業って?
定義は明確ではありませんが一般的に、労働基準法を無視した長時間労働や賃金不払残業に加えて、過度なノルマの強要、パワーハラスメントの横行などが特徴として挙げられます。経営者、あるいは企業全体がコンプライアンスの意識が低く「労働者の使い捨て」などと言われるように、過労によってうつ病が発症したり、細切れで労働者を雇うなど、「安心して働き生活する」には程遠い働き方を強いられている実態があります。
チェック項目
- 有給休暇がとれない、休日が少ない
- 残業代が支払われない
- 従業員の入れ替わりが頻繁
- 精神論で叱責される
- 雇用契約の内容が不明
これは一例ではありますが、常態化しているようであれば、問題があると考えられます。このような企業に就職してしまった場合の対策として、会社に問題点の改善を求めていくことが考えられます。しかし、雇われている労働者の立場は、経営者よりも弱く、また新入社員であれば、なおさら単独で会社に改善を求めることは、現実的には非常に難しいことです。そのため、労働組合に相談することは有効な手段です。